こんにちは、カラオケでいきなり「ぼくはいやだ!」と叫び出すと話題の山内から回ってきました。
2年MGの磯辺です。
「真理はあなたたちを自由にする。」
ーヨハネによる福音書8章32節
突然ですがこれは私が一番好きな聖書の御言葉です。
自由っていろんな捉え方があると思います。
なんでもできるけど、なんでもしていいって意味じゃないですよね。
人生の夏休みの大学生活はなんでもできる自由な時間です。
それこそ毎日パリピしてる人、ひたすら夢に向かって勉強してる人、私の周りを見渡してもいろんな生き方をしてる人がいます。
そんな中で私たちはサーペンツで日本一を目指すことを選びました。
そして自分が選んだ道を進む中で、どう生きるかもまた自由です。
自由だからこそ、その先の結果もすべて自分で責任をもたなきゃいけない。
サーペンツにも様々なルールや制度があります。
もちろんルールを守ることは大事なことですが自由に自分で選んだ道を進んでいる中で、ルールを字面通りに盲目的に守ったり、形骸化した制度に縛られるのではなく、その意味を考えて行動するのが自由に責任を持つことなんじゃないでしょうか。
話は変わりますが、サーペンツにもキリスト教主義の高校出身者はたくさんいるので唐突にハレルヤをハモったり、主の祈りを唱えたりすることがあります笑
ただ宗教にあまり触れてこなかった人からは主の祈りを唱えている姿を「怖い」と言われてしまいます…悲しい…
そんなキリスト教に対してハードルが高い人に紹介したいのが“パスカルの賭け”です!
考える葦やパスカルの三角形で有名なあのパスカル大先生です。
とんでもなくざっくりと説明すると
『神の存在を信じれば、本当にいたら超ラッキー!いなくてもプラマイゼロ
神の存在を否定すれば、本当に神がいたとき笑えないよね…
だからとりま信じとこ!』
という期待値計算を元にした理論です。
私は別に布教したいわけではありません笑
この理論、別に神に当てはめなくてもいいんです。
日本一を目指して日々過ごしている中で、誰しも一回は不安になったことがあるんじゃないでしょうか?
「このままで本当に勝てるのかな?」
「私ってサーペンツに必要なのかな?」
勝てないって思ってもなにも生まれない、必要なのかって問うてもなにも生まれない。
その答えは事後的にしかわからないのだから、仲間を、自分を、信じるしかない。
ただ、信じるってすごく勇気のいることです。
他人を受け入れて、自分の弱さを認めてさらけ出さなければいけないから。
だから忙しさにかまけていたら見て見ぬ振りもできちゃう。
そんななか自分に向き合える時間がアンロック(注1)の20秒間じゃないかなと思います。
目を開けてる人や瞑っている人、手をぎゅっと握りしめてくる人や本当にそれ握ってるの?!みたいな人、アンロックの過ごし方様々ですがサーペンツのことだけを考えてみんなでひとつになっている気がして、他大からは変な目で見られても私はあの時間がけっこう好きです。
あの安心感は仲間を信じてるってことなのかなと思うから、アンロックの20秒を大切にしていきたいです。
次は入部前は仲良くしてくれたのに、入部してから私に塩対応な大輔です!
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注1…サーペンツでは毎回の練習、試合の開始前にプレイヤー、チームスタッフが全員で手をつないで輪を作る。その状態で20秒間誰とも喋らないセルフトークの時間を設けることで、各々がこれから始まる練習や試合に気持ちを100%の状態で臨めるようにする。これを「アンロック」と呼んでいる。