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2019

『初志貫徹』梅田昂輝
Bリーグ初戦を明日に控えた、第3回はAT#49梅田昂輝です。

彼は「蕏塚さやかのSERPENTS図鑑vol.2」にも登場しており、その時との気持ちの変化がみてとれます。

(蕏塚さやかのSERPENTS図鑑vol.2は以下よりご覧いただけます↓

https://serpentslax.com/blog/detail/id/14278)

ぜひ最後までご覧ください!


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6月の下旬、リーグ戦前の最後の評価練習が終わった。
ここまで何とか食らいつこうとして来たつもりだったが、最後のシーズンでもリーグ戦に出場することは叶わなかった



何かが自分の中で切れてしまった気がした。
1年生の頃からただリーグ戦に出たい一心で頑張ってきたが、毎朝練習前にbeforeに行くことや筋トレやラントレーニングをすることが苦しくなった。目標があってそれに向かってキツいことをすることを嫌だと思ったことは一度もなかったのに、その目標を失ってしまったらこんなにも頑張ることが難しいのか。何よりラクロスを全然楽しめなくなった。大学生活で初めて部活へのモチベーションを失いかけた。



心の中が複雑なまま一週間くらい過ごしてしまった。
自分がこのチームに対してプレーヤーとしてできることは無いんじゃないかと考えてしまった。



4年生だから最後までチームに貢献しないと示しがつかないな。

何か違う

フィジカル班長だから誰よりも筋トレとラントレーニングに熱量持たないとな。

何か違う。

色々考えたけど、一番は、


入部当時の自分の思いを貫き通さないといけないな。


これだと思った。


大学スポーツなんて競争が激しかったり、リーグ戦のメンバーに選ばれないことなんて良くある話。それでも1年生の頃の自分はこのSERPENTSという団体で日本一を目指そうと思った。中学、高校と部活をしていたが結果には満足できなかった。だからこそ学生スポーツができる最後の期間にやりきれるところまでやってやろうと思った。そんな希望に満ち溢れた自分がいたはずなのに、今の自分はなんて情けないことか。


ここで気持ちを切らしたら自分を裏切るような気がした。10年間部活動に捧げてきた学生時代は、常に周りの仲間に恵まれ、何より両親に支えてもらってここまで来た。その集大成と言える最後でやりきれなかったら、一生後悔する。




そこからはもう一度気持ちをリセットしてラクロスに向き合った。


例えBリーグであっても、そこで勝利することでチームに流れを呼び、SERPENTSの日本一に繋がるはず。


下級生にとっては自信になって来シーズン以降のSERPENTSの強さに繋がるはず。


だからこそ今年自分がプレーで出来ることは無くなってなんかいない。


リーグ戦とBリーグの日程も決まった。両方とも初戦は武蔵大学。
Bリーグの方が先に行われるので、ここで勝利してSERPENTSに勢いをつけたい。何より、最後まで全力でやりきると決心した自分を裏切らないために最後までこのチームに貢献する。




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