部内で花田くんと覇権を争うイケメン斉藤くんから回ってきました。彼は飄々としていながら抜け目がなく、クールだけど可愛いとこもある、そんなモテ要素満載の男です。来世は斉藤くんになってみたいなと割と本気で思ってます。
今回はSERPENTSでの4年間を語るよりも、今年1年の自分を振り返っていこうと思う。
20シーズンはリーグ戦全敗。21SERPENTSは最底辺からのスタートだった。
そんな中でOFリーダーとして、チームの方針や戦術・練習メニューを考え、人を評価するという立場にもなった。わかっていてもそれは想像以上にしんどいことだった。チームが点を取れなければひたすら頭を抱え、こんな練習でいいのだろうかと考え、は日に日に成長するチームメイトを自分がしっかり評価しきれているのか不安に思う。
個人としても伝統ある#7を受け継いだ者として、チームを勝たせるエースたる活躍ができているのか、同期や後輩たちに認められるプレーをしているか、期待してくれているOBOGに恩返しできるのか、期待していないやつらを見返せるだろうか。
振り返ればそんな葛藤を絶え間なく続ける1年だった。こんなこと考えてるから自意識過剰ランキングに投票されるんだろうなと思いつつ、必要なことだったとも思っている。
練習や試合、ミーティングを重ねるごとに、周りのみんなは上手くなっていき、チームは強くなっていくのが実感できた。自分自身の成長もしっかりと感じ取れた。気づけばどの大学や社会人との試合だろうが全く臆することなく勝ちに行くことができたし、学生日本一になれると信じていた。常に自らに課していた身勝手な責任感やプレッシャーは、乗り越えた先で紛れもない「自信」へと繋がっていた。
後輩に伝えられるとすれば、「責任感」「プレッシャー」「期待」「プライド」そういったものは出来るだけ背負っていった方がいい。別に抱えたって引きずったって構わない。諦めたり、逃げたり、捨てたりしないでほしい。必ず自分の「自信」に繋がるから。
責任やプレッシャーから出来るだけ逃げ続けてきた自分にとって、間違いなく最もキツい1年であると同時に最も面白くて楽しい1年でもあった。OFの同期は一緒にいるとおれが浮くぐらい穏やかな良いやつばっかで、逆に後輩はガツガツしてて、暑苦しく盛り上げてくれるやつらだったり。それ以外も優大を中心に個性はバラバラなのにめちゃくちゃ雰囲気よく居心地が良いチームだった。
学生日本一という目標を達成できなかった以上、最高だったとは言えない。未だに残るこの悔しさは消えることがないのだろう。あとは後輩たちが自信を持って最高だったと口にする姿を楽しみにしながら引退していこうと思う。
SERPENTSのおかげでとても充実した大学生活を過ごすことができました。ありがとうございました。
次はえりなです。
多才すぎる彼女は部活だけでなく、様々な方面でなにやらマルチに活躍しているようです。僕の紹介で何を書くかわかりませんが、たぶん良いことは書いてくれないので飛ばしてください。
