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2021

『根底』 4年 河戸貴宏

ナルトや呪術廻戦で死ぬキャラを根岸や早船からネタバレされて泣いた柳田君から回ってきました。ちなみにシカマルの親父は死ぬで、ぎーた。


僕が部活動をやった中で強く感じ、後輩に伝えたいことを2つ書きたいと思います。当たり前のことかもしれませんが、読んでくれると嬉しいです。


1つ目は、立場が変われば見えるものや考え方も変わるということです。今みんなの引退ブログを読んでいるのですが、去年の先輩のブログより共感できることが多いです。それは僕が引退したからだと思います。部活後の集合でOBが言っていたことも、今になってよくわかることが多いです。

僕自身も部活動を続けていくうちに考えが改まったもの、立場が変わって気づいたことが多くあります。

フィジカル長となり、ランメ運営に関わったことでMGのみんながプレイヤーのために多くを考えランメを運営してくれていることや、TRが裏で怪我人報告を毎日長文で川村さん・木村さんと議論していることを知り、TSの大変さを目の当たりにし、より感謝するようになりました。

また下級生のときは、自分がミスしたら先輩がなにを思うかビビりまくっていました。しかし4年生になったら後輩のミスはあまり気にならず、むしろミスしてもチャレンジする後輩にはいい印象しかなかったです。だからこそ、かつての自分のように落ち込んでいそうな後輩には積極的に声をかけようとしました。

学年が上がるにつれ多く話すようになり、その人の部活への想いが自分の想像より強かった人も多くいました。


このように立場や状況が変わると、見えるものが大きく変わってきます。

しかし、逆に言えば立場や状況が変わる前に、そのことを知るのは中々難しいことだと思います。今の僕の言葉にもピンと来ていない人も多いかも知れません。

だからこそ僕が大事だと思ったことは、自分の今ある考えに固執しすぎないことです。今の自分には理解できないことでも、それを真っ先に切り捨てるのではなく一度しっかり考え、上手く自分の考えを合わせていくことが大事だと思います。


もちろん誰にでも譲れない部分はあると思います。自分を支える忍道は必要ですし、容易に変えるべきでないと思います。しかし、そうではない部分に関しては、自分の考えに固執しすぎに多くの考えを吸収してほしいです。また、仲間に関しても「あいつはこうだから」と決めつけずに、多くを話し合って理解を深め合って欲しいです。


2つ目は、部員全員が「すべては勝つために」という信念を根底に持ち、そこはぶらさない、ということです。

部活には多くの人がいて、それぞれ性格や考え、生活習慣などが違います。しかし、全員が根底では理念を共有している必要があります。その理念があるからこそ、互いにバチバチに言い合っても理解ができるし、信頼関係がつくれます。優大も言っていましたが、部活動では信頼関係が大事です。逆に、その理念から外れているような言動をする人への信頼は薄れていきます。またその理念があればランメや毎日のミーティング、筋トレにも自発的に参加できると思います。

そして日本一を目指すSERPENTSに入ったからには、プレイヤーTS関係なく部員全員が「すべては勝つために」という理念を根底に持って、それに基づいて行動しなくてはならないと思います。後輩のみんなには、常にこの理念を根底に持ってそれに基づいて行動しているかを今一度自分に問いかけてみてほしいです。


色々書きましたが後輩のことはとても応援しています。僕たちの想いを紡いで日本一をとって欲しいです。

特に武井のことはひろむ加藤とともに応援しています。

両親には感謝しきれません。一人暮らしを始め、尿管結石になり親の料理の偉大さを痛感しました。4年間ありがとう。


同期のみんなは4年間ありがとうございました。部活中は辛かったはずなのに、今となっては楽しかったことのほうが多く頭に浮かびます。これからも仲良くしてください。


次は本間くんです。彼とはよくボードゲームをやるのですが、他人と共感する系のボードゲームが引くほど弱いです。「あれ、慶士と感覚合わないな」と思ったことあるあなた。大丈夫です、慶士がめちゃめちゃずれてます。そんな慶士が書く文章をお見逃しなく。

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