同期の中で一番笑顔がかわいい豊島から回ってきました。19歳のとき彼女と別れたのを半年間引きずった繊細さが売りだそうです。
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おそらく入部理由については2年生がたくさん書いてくれると思うので、私は「なぜ部活を続けるのか」ということについて、後輩向けに書きたいと思います。
一言でいえば、目の前の人の笑顔が見たいから、です。
体育会のプレイヤーたちは評価で上にいけるか、次の試合に出られるか、切磋琢磨して自分を高め続けなければならない難しさがあると思います。
チームスタッフはそういった競争がない代わりにまた違った難しさがあり、私自身は1年生の間、チームでの自分の存在意義に悩み続けました。トレーナーははじめ基礎知識の座学が多く(それはそれで楽しいですが)ただ黙々と勉強する日々が続き、人の役にも立ってないし何のために部活に所属しているんだろう、とかなり泥沼にはまっていました。
そこから抜け出せたきっかけになったのは、練習中に同期のプレイヤーから「腰が痛い」と相談を受けたことでした。
習いたての知識を使って原因の筋肉に目星をつけ、ストレッチをすると「え!痛くなくなった!」と言われ、そのまま彼は無事に練習に戻ることができました。
今考えると割と頻繁にあるようなケースですが、当時は自分の力で問題に対処できたこと、すごいねありがとうと笑顔になってくれたことがとても嬉しく、部活に入ってよかったと強く思えた出来事になりました。
そこからは自分が部活を続ける理由が少しはっきりしたのもあり、アプローチの幅をどんどん広げていく面白さが掴めていけた気がします。
特に上級生になってからは部活を運営する側の立場になり、様々な人がSERPENTSのことを考えて行動してくれてはじめて部活が成り立っていると知りました。選手もTSも、あわよくば直接は関われないようなOBOG・保護者の方にも笑顔になってほしいなという気持ちが自分の原動力になっています。
まとまりのない文章になってしまいましたが後輩に伝えたかったのは、モチベーションは自分がそこに価値を見出せれば何でもいいということと、それは意外と些細なことかもしれないよということです。
ラストシーズン最後まで走り切るので一緒に打覇していきましょう!
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次は顔と声のギャップがすごい永野くんです。同期からはコミュ力についてなんやかんや言われてますが、後輩TSからは寡黙でかっこいいと慕われています。