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2022

『Hall of Fame』4年 相浦治毅


顎マスク、「Mizuburo」スウェットの勝負服、女の子には「うそっ」が口癖の3本柱で女性を口説く石川くんから回ってきました。写真のポーズがダサいのがせめてもの救いです。



平素よりSerpentsでの活動を支えて下さったOBOG・保護者の皆様、誠にありがとうございました。


特に、自分のわがままに何も言わずに付き合ってくれた両親には感謝してもしきれません。


また、毎日朝早くから自分達とラクロスをしてくれたコーチの方々本当にお世話になりました。元さんにはラクロスの楽しさを教えてもらい、かんたさんはどんなプレーがしたいのか考えさせてくれ、小池さんはのびのびプレーさせてくれたり、、。と、あげたらキリがありませんが、、笑


OBOG・保護者班として「さぺつう」発行を担っていましたが、発行が遅れてご迷惑をおかけしたこと、この場を借りて改めてお詫び申し上げます。


大変申し訳ございませんでした。



いきなりですが、後輩たちはどんなプレーヤーになりたいですか。


自分はずっと「19season #18 Tyson Bomberry(Syracuse)」を目標にしていました。


簡単に特徴を述べると、以下のような選手です。

「183cm/103kg、BMI30.8。前提として足で付いていくタイプのロングで、必ずパイプ横で接点を持てる。手数は少ないが、間合い管理が非常に上手い。」


最終的な自分とは似ても似つかぬプレーヤーですが、「当たり負けしないフットワークの鬼」になりたかったということです。


しかし、自分は体重増加を怠り、フットワーク練にも取り組まず、さらには体のケアもサボり、アウトを繰り返していました。


その結果、最後のリーグ戦は全く出番がありませんでした。過程に後悔はありせんが、全てを出し切れない自分がいたのはとても不甲斐なかったです。


つい最近高校同期と会ったときに、話の流れで「4年間やってきた結果が1分って何も意味がないね」と言われ、物凄く心に刺さりました。


結局、「4年間やってきてリーグ戦に必要な戦力として試合に出て、チームを勝たせること」が全てなんだと改めて思い知らされました。


もちろんこの言い方には語弊があるのは承知ですが、これが各々の最終目標であることは間違いないと思います。


正直、ベンチから応援するだけでは、やりがいを感じられる瞬間はほとんどありません。

(武蔵戦小野くんの決勝点は自分の指示が起点ですが、、笑)


「魅せるプレーで会場を沸かして、チームを勝たせたい」

そんな風に思っても、試合に出れなければ何も意味がないのです。


武井くんにはよく相談していましたが、大事な試合を迎えれば迎えるほど、自分が試合に出れる可能性は減っていくジレンマと戦わなければならないことは相当厳しいものがありました。

特に、シーズン後半自分の立場が分かった以降、モチベーションを保つのが難しかったです。

(七尾くんは分かってくれるかなと、、笑

苦楽を共にした同胞が、来季主将としてチームを引っ張り、仕事人としてチームを支える姿期待していますよ!)


話がだいぶ逸れてしまいましたが、何か後悔があるとするなら、自分は「自分のイメージ」をチームに定着させることが出来なかったことです。


言い換えるならば、「自分をどうセールスするか」に失敗したということです。これは、ブランディングとも言えるでしょうか。


特に下級生に伝えたいですが、3年生までに「リーグ戦で通用する武器」を1つでも持っておく必要があります。


もちろん万能に越したことはないですが、全てを高いレベルにこなせる人はそうそういません。


それよりも何か1つ武器を持つことで、イメージを定着させるべきです。


例えばDFにおいては、「オンボール:オフボール:クロワ=6:6:6」よりも「オンボール:オフボール:クロワ=9:5:4」の方が評価がいいということです。 


評価がしやすい、という方が適切なのかもしれませんが。


自分自身何が強みなのが最後まではっきりしないままでした。


それでは、チームに「自分のイメージ」を定着させることは出来ません。


このチームはよくも悪くも、評価がシーズン当初から変わりません。


これが何を意味するのか。


それは、「シーズンが始まった段階で評価される必要がある」ということです。


評価の高低は、ミスの重みも変わってきます。


同じ数ミスしていたとしても、評価の高いプレーヤーのミスはたまたま感、「いつもはしないけど」という前置きからスタートしますが、評価の低いプレーヤーのミスは「いつもしている」というレッテルが貼られます。


ふと気付くと、大幅に差が出来ているのです。


自分の体験談ですが、U-21黒田くん(日本体育大)・小峰くん(明治学院大)を完封しても、そこにはフォーカスされませんでした、、。


1度定着したイメージを払拭するのは困難なものなのです。


すなわち、3年生までに「自分のイメージ」をチームで確立させる必要があります。


それに失敗すると、4年生でリーグ戦出ることは厳しいと言っても過言ではありません。


下級生は今から「自分をどうセールスするか」というテーマに真剣に向き合って欲しいなと思います。


自分がほとんど立てなかったリーグ戦という最高の舞台で、後輩達が輝いてプレーしてくれることを期待してやみません。


こんな感じでツラツラと書いてきましたが、引退して思うのは、「Serpentsにいてよかった」ということです。


本当に頼もしい同期に囲まれ、輝いている先輩に憧れ、這い上がってくる後輩に刺激され、ここまで来ることが出来ました。


そんなメンバーと楽しんでラクロス出来て、幸せな4年間でした。


同期へ

4年間たくさん迷惑かけてきたけど、ここまで面倒見てくれて本当にありがとう。オンオフ切り替えられる人ばかりで、心から尊敬しています。また、ビー場でみんなでラクロスしたいなと思ってます。まあ、フットサルでも行きますけど!


後輩へ

時間は自分達が思っている以上にあっという間にすぎてしまいます。かけがえのない一瞬に想いを込めて、ラクロスを楽しんで下さい。でも、たまにの息抜きは忘れずに!!

To 濃野

#24受け継いでくれてありがとう。濃野らしいプレーで会場沸かして下さい。誰もが思い付かないようなプレー、天性のラクロッサーセンス期待してます!!!

To まひろ&大介

グローブと立命館メッジをそれぞれ渡しに行きます。大事に使って下さい!!!

To 大空

飲みに行きましょう!!!

柏か春日部か、はたまた大宮で。

息抜きになれば、嬉しい限りです。


MGへ

4年間あまり関わりはなかったですが、自分よりも朝早く来て、練習を支えてくれて、本当に感謝しかないです。MGがいたから、のびのびとプレーさせてもらいました。その環境に慣れすぎていましたが、引退してからその偉大さに気付かされました。4年間本当にありがとうございました。


TRへ

「感謝」。この言葉しか出てきません。それくらいお世話になりました。自分の怪我に真摯に向き合ってくれ、こんな体たらくな自分を見捨てずに付き合ってくれ、本当に恵まれていたなと痛感しています。意外と疎かにしがちですが、TRの発信はプレーの質向上繋がること多いです。伸び悩んでいる後輩がいたら、参考にして下さい。4年間本当にありがとうございました。今後も私生活で怪我したら、ビー場に行くのでケアして下さい笑


Staffへ

クロスチェック引っ掛かりまくりで、本当にご迷惑をおかけしました。もう安心して、試合に臨めるでしょう笑

スコア集計でどこが足りないかを知ったり、やクロスチェックによってクロスをケアするなど、見落としがちな部分を気付かせてくれる存在でした。ビー場で話すことはほとんどなかったですが、大きな助けになっていました。4年間本当にありがとうございました。


まさきへ

4年間1番公私を共にしたと思う。

1番のモチベであったと言っても過言ではないと思う。

まさきが戻ってきてくれてよかった。


うっちーへ

うっちーを可愛く思えるのは不思議なことでしょうか。

サウナーと自称しているのに、自分よりも早く外出て、整ったと言ってたときは衝撃でした。

何言っても跳ね返すその鋼のメンタルと一途に努力出来る力、ほんとに尊敬してますよ!


キムくんへ

なんだかんだ一緒にいること多かった気がする笑

ビー場でキムくんとたわいもない会話してるときの安心感半端ないんよ。

引退して、その寂しさ痛感してます。

芸能人じゃないんだから、プライベートもっと明かして下さい!!!


武井くんへ

1番話を打ち明けていたと思うくらい、心の拠り所でした。

色んなこと言いすぎて、自分を嫌いになってないか心配です。

40年同期よろしくお願いします。

多分愚痴ばっかしか言わないと思うけど、今後も付き合って下さい!


とよしまへ

単位では本当にお世話になりました。必ず焼肉奢ります。

ただ、自分では誘って欲しいというのに、いざ誘ったら来ないことが唯一の直して欲しいところです。

社会人ではフッ軽期待しています。


永野へ

アップで福山雅治「蜜柑色の夏休み」を熱唱していたのが懐かしい。

勝手な思い込みかもしれないけど、永野が評価者になってから、なんか関係変わった気がする笑

引退したんで、対等ですよ。ビシバシ言っていきます。

永野くん、言われ待ちなのバレてますよ。


ハマーダへ(番外編)

まさか駿茶からラクロス部までずっと同じだとは思わなかった笑

ハマーダと練習後飯食うことで何度救われただろうか。

自主練筋トレと怠けてしまう自分を引っ張ってくれて本当にありがとう(この構図は浪人期から変わってないですね、、笑)。

オンオフ切り替えて、周りを巻き込める力ほんとに尊敬してます。


ここまで読んでくれた方に、最後のメッセージを送りたいと思います。


題名は、The Script「Hall of Fame(feat. will.I.am)」から取らせてもらいました。


「Hall of Fame」とは「殿堂」という意味ですが、この曲をぜひ聴いてみて欲しいです。


自分にとっては、この曲が毎日のモチベーションになっていました。


メンタルケアは本当に大切なことなので、心の拠り所を何か1つでも見つけて下さい。


この歌詞を切り抜いて、最後のメッセージにしようと思います。


『You can be the greatest

You can be the best 

        ︙

             (省略)

                ︙

You can be a master

Don’t wait for luck

Dedicate yourself and you gon’ find yourself 

Standing in the hall of fame

And the world's gonna know your name

‘Cause you burn with the brightest flame

And the world's gonna know your name

And you'll be on the walls of the hall of fame』



次は、鍛えた体と荒い鼻息で相手を蹴散らすキムくんです。留学から帰ってきたら、いきなりパーティーピーボーになっていて驚きました。女好き以外、正直何考えているのか見えてこない闇深い人です。ブログで本心を知りたいですね。


#24 相浦治毅

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