かねしんから回ってきました。
かねしんは4年間で最も同期からの印象が変わった一人に入るでしょう。絶対に悪口を言わず、すべてを受け止めて寄り添う優しさで数々の女性を沼らせてきました。そんなモテテクニックをぜひ教えてほしいものです。待ってます!
4年DFの吉田大空です。
平素より一橋大学男子ラクロス部を応援して下さる皆様に、日頃のご支援・ご声援につきまして感謝申し上げます。リーグ戦期は非常に多くの方が現地に足を運んでくださり、圧倒的な応援に勇気づけられる場面が何度もありました。特にFinal4で満員のスタンドの中プレーできたことは、特別なことだったと感じております。重ねて感謝申し上げます。
引退してまだ2週間。引退ブログは徐々に書き進めるものかと想像していましたが、大学でレポートに慣れ親しんだせいか締め切り間近に大慌てで引退ブログを書いております。気楽に読み進めてもらえばなと思います。
今年は、非常にありがたいことに、全体の前で話したり、スレで書いたりする機会がとても多く、そこで話したいことの多くは話してしまいました。ここでは、部活に対して思っていることと慶應戦に負けて感じたことを書き記したいと思います。自分語りを文章化するのは気が引けるので、気になる人はご飯やお酒の場で聞いてもらえたらなと思います笑
サッカーを見たことがある人ならほとんどの人が「堂安律」は知っていると思います。日本代表のFWの選手です。彼がYoutubeでの板倉選手との対談で、「サッカーにおいて、技術、身体、メンタルが全体を10とした時にどのくらいの割合で重要か」について話していた時に、
「技術、身体は0.5、メンタルが9」であり、
さらに
「(技術+身体)×メンタル」だと思っていると話していました。
この意味は、技術、身体がどんなに差があったとしても、メンタル次第でその差は逆転可能だということです。
メンタルに重きを置く姿勢はSERPENTSが日本一を目指していくうえで最も足りていないものだと思います。この部活は、スポーツ推薦で入る人もおらずスポーツエリートである人が少ない一方で、全員が熾烈な大学受験を経験しており、「考える」ことに関してはとても優れた集団だと思います。個人として、目標設定をして、計画を立てて努力したり、運営や戦術、技術について話し合ったりするのはこの部活の強みだと思いますが、一方で、メンタルは蔑ろにされたり、話に上がる機会も少ないように感じます。
メンタルは人次第でどうしようもないものだという認識がどこかにあるのではないしょうか。
ただ、メンタルは堂安選手も語るようにすべての土台になっていると断言できます。アップやダウンの時にポイントを意識したりできているかや、集合中に話をしっかりと聞いているかという普段「意識」と表現される部分から、時間がなくてきついと感じるときに筋トレや壁あてに行く、家でケアをすることなどにも及びます。さらに、練習試合で負けた時に悔しいと思えるか、そしてその気持ちをずっと持ち続けられるかなど本当にすべてです。試合中でも、BD後にすぐボールに寄れるか、DFならば身体を投げ出せるかなどメンタルによって左右される場面ばかりです。
では、「メンタル」とは何か。これは勝ちたいという思い、日本一になりたいという思いの強さだと思います。自分自身ラクロス部は、高校の同期が入ることや雰囲気が良いという軽い理由で入りました。そこに日本一という思いはありませんでした。ただ、1年生、2年生と活動する中で、日本一になりたい、目標が日本一でなくてはならない理由が明確になっていきました。こうした思いは、3、4年生の苦しくて頑張れなくなりそうな時に頑張る理由となり、最後まで努力し続けることができました。
もし今つらい人がいたら、勝ちたい理由や日本一になりたい理由をもう一度考え直して見てください。そうした理由が明確な人は、それに足る努力はできているか、その思いはほかの誰にも負けていないかを振り返ってみてほしいと思います。
慶應戦を終えた今思うことは、もうあの大観衆の前でプレーすることはないということです。ワールドシリーズやサッカーを見ているだけでそう思うし、そういう思いをするたびにものすごく虚無になります。と同時に、2年間もたくさんの応援を背に受けて、特に今年はブリオベッカやFinal4など満員のスタンドの中でプレーすることができて幸せだったと改めて思います。これからリーグ戦が残っている後輩たちは、そうした場で活躍し、日本一がとれるよう頑張ってください。
たくさんの人に支えられてここまでDFリーダーの仕事を全うすることができました。
4年DFは日本一になった後に一言言おうと思ってHeartbeatでは触れなかったのに、達成されなくて残念です。
まず圭吾。
一番身近なライバル。感情に対して素直で、目立つのが好きな圭吾は自分とは性格が真逆だからこそ、圭吾が苦手そうなことを自分ができればこのDFは本当に強くなると思っていました。圭吾のスター性あってこその24DFです、本当にありがとう。あ、あと、いつも車出してくれてありがとう笑早く免許取ります。
関川
練習中では面白いこと言うと思いきや、多くは語らないところもあり3年時からたくさん悩み苦しんできたと思う。DFのムードメーカーとしていつも楽しくやれてました。ありがとう。
みっつ
今年一年、本当に難しい立場を受け入れてくれてありがとう。特に、ロングとショーディを兼任するのは思うところもあっただろうけど、愚直にラクロスに向き合ってる姿に本当に助けられてました。
横田
怪我でコーチになるという決断は、本当に苦しかったと設けけど、俺らに報告するとき、ずっとポジティブに話してた姿、めっちゃかっこよかった。C練行ってDFのアドバイスしに行きます。
大介
1年生で動画見るのがめんどくさかった時期に、電車でひたすらラクロスのインスタ見たり、動画見たりしてて、その焦りで動画見るようになったので本当に感謝してます。でも、防具を洗わなくて異常にくさいのだけはどうにかしてください。
しょうえい
3年とは見違えるほどラクロスに集中していて、4年生で一番うまくなってて、いつも驚かされてた。リーグ戦期は本当に頼りにしてました。今年授業切りまくった分、来年は授業もガンバ!
塚本
ありえないほどのキャパで、いつも振った仕事をすぐにやってくれて助かってた。自分が4年間で得てきたことは、リーグ戦期ですべて塚本に授けたつもりです。オフボもオンボもそろってるから、あとは、エースロングとしての執念と、オーラだけだ!あと1年ファイト!
富田
最後はビビられちゃってたのは悲しいけど、実力はどんどんついてきてると思う。今年いろんな経験したと思うから自信をもって、自分が誇れるDF組織をつくってね
西島、松澤&角田
みんなけがで苦しんだり、思ったように結果が出なくて苦しかったと思う。もっとDFリーダーとしてしてあげれることがあったなと反省してます。ごめん。ラストイヤー、絶対に試合に出る、活躍するという執念と気迫で後輩圧倒して、スタメン掴んでね。
奥川
期待されながら最後はずっとケガしてて苦しかったと思う。おれのためにって言ってプレーしてくれて本当に幸せでした。ありがとう。エースショーディとして一橋の看板選手になってください。期待してます。
境
ショーディなってから、ラクロス楽しそうだなと思ってました。あのたかしまさんとしょうえいから授かった伝統の25番の名に恥じぬようがんばって
2年DFズ
みんな真面目ちゃんな3年とは真逆で、本当に個性的だなと思います。ラクロスについてそれぞれ悩んでると思うけど、地道に努力して、強みを武器に変えて、3年生をどんどん下から突き上げていってほしい。
町田
3年でOFリーダーをやらされて本当に大変だったと思う。冬は得点力不足ばっかり俺らに指摘されるし、4年OFはDFよりキャラが立ちすぎてたのに、よく1人でまとめ上げててたと思う。1年間本当にありがとう。
戸丸
3年の時よりメンタルが強くなって、後輩もまとめ上げてて、本当に頼りになる守護神だった!埼玉組として今後もよろしく。
くり、ともひろ、松岡含め埼玉組(まひさんも)
いつも一緒に帰っては、丸亀、ジャンガレ、舎鈴、満腹、そして温泉。どんな時も楽しくラクロスができてたのは、いつも楽しく帰ったり、オフでも会ったりして、いつもふざけまくってたからだと思います。浦高出身という同じ感性を持つ人だからこその居心地の良さがありました。これからもよろしく。
そして、
Final4終わって写真撮っているときに、奥川、松岡、町田が自分のこと抱き付きながら泣いてくれて、本当にラクロス頑張ってきてよかったなと思ったし、こんな後輩に思ってもらえて幸せだなと思いました。本当にありがとう。
さらに、
こば
本当にラクロスに対して真摯でダウン中からラクロスの動画を見たり、苦手なランメを絶対に手を抜かずにやる姿は(コーチに反抗するところ以外は)本当にかっこよくて、こういうDFリーダーになりたいと思ってました。Final4決まった時に、自分のことのように喜んでる姿を見て、本当にほっとしました。
最後に
両親へ
プロテインとウィダーを買ってくれて、絶対にお腹が満たされるまでご飯が用意されてる環境は当たり前ではなかったなと思います。おかげで、体重やフィジカルで困ったことはなかったです。自分が出ない2年時の武蔵戦来るときはまじかと思ったけど、3年以降もすべての試合に来てくれてありがとう。
小学校からいつも自分のやりたいような選択を許してくれ、自由を与えてくれて本当に感謝してます。まだまだお世話になるけど、社会人になったら徐々に恩返ししていきます。
次は同期唯一のロンミ仲間みっつです。5年目の同志から突如抜け去りましたが、全く社会人生活を送っている姿を想像できません笑
ラクロスでも日常でも予測不能な彼が、どんなことを考えてラクロスに捧げてきたのか注目です!