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2025

自分 TR長 和田由依菜

引退ブログ


DFリーダーの富田から回ってきました、和田由依菜です。彼はラストシーズン、性格を変えてまで25SERPENTSを盛り上げてくれた立役者でした。実は同期の中でもかなりしっかり者だった富田を陰で尊敬してました、本人の前では言いません。四年間仲良くしてくれて本当にありがとう。



OBOG保護者の皆様をはじめとする、SERPENTSに関わる全ての方々に心より感謝を申し上げます。日本一という積年の想いを果たすことは叶いませんでした、この場を借りて未来のSERPENTSに想いをつなげます。今後とも何卒SERPENTSをよろしくお願いいたします。



改めまして今シーズンTR長を務めさせていただきました、和田由依菜と申します。


昨シーズン、大井メインで24シーズンが終わった日に大泣きしながら自分にのしかかる責任を感じた日を思い出すと、一年の早さを痛感します。早いようで、思い返してみると濃くていろいろなことがあった一年でした。


25シーズンは、正直本当に苦しいシーズンでした。運営で問題が生じて、試合にも勝てず、幹部陣をはじめとする同期プレイヤーがどんどん怪我をしていきました。りさが泣いて、同期が泣いて、後輩が泣いて。私は泣くこともできず、今まで持ったことない重すぎる責任にただただ混乱していました。



大好きなアニメで、「人に教えを説きたいと思ったとき、大きく分けて理由は二つです。自分の失敗を伝えたいときか、自分の成功を伝えたいときです。」という言葉がありました。


日本一をとれなかった代として、あと一歩で入れ替え戦だった代として私が伝えるべきなのは前者なのかなと思います。

なのでかなり恥ずかしいですがまずは私の失敗談を書こうと思います。



私の長所は落ち込みすぎないことです。TR長になった理由の一つです。


落ち込みすぎない、といえば長所になりますが、悪くいえば楽観的です。私のこの性格は果たしてTR長として正しかったのでしょうか。今でも一人になるとそればかり考えてしまいます。


ブログを書き終えて頭を整理した結論は、長所として生かすことができなかったから失敗したんだろう、ということです。当たり前のようですが。


シーズン初めにあずみさんとご飯を食べたとき、どんなリーダーになりたいか考えろと教わりました。頼ってもらえるTR長、皆が意見を言えるような環境、後輩の前に出て責任をとる覚悟、とか当たり障りのないリーダー像を掲げて考えたつもりになってました。私はあずみさんやありささんあんなさんと性格も考えも得意なことも完全に一緒ではないのに、浅い考えで変に踏襲しようとしたり完璧に遂行できなかったりで失敗しました。


日本一をとるためにどんなTR組織を作りたいか、リーダーである自分の長所と短所がそれにどう影響しうるか、長所を生かすには?短所を補うには?


そして、そのために幹部やプロTR後輩TR話し合う機会はどれだけ設けるべきか、後輩の裁量権をどれほど確保するか、等々。


考えるべきことは山ほどありました。


特に今後現れるかもわかりませんが私のように初めて人の前に立つ経験する人に向けて言うと、最初はどう失敗するのかもよくわからない中で手探りになってしまう部分はあるのだろうと思います。だからこそ、今までのTR長達よりも自分なりのリーダー像を考えるのはとても大事だったんだと心から思うラストシーズンでした。


ここまで書いてて本当に情けないし申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。これからのTR長たち幹部たちがこんな後悔をしなくて済むと嬉しいです。




なんだか脅しのような文章になってしまったので、自分がTR長でよかったと思った瞬間も書こうと思います。


まず、後輩と頼ってもらえた瞬間です。新歓班仕込みの親しみやすい性格が功を奏したのか、1.2年生のプレイヤーから動作の質問をしてもらえたりしたのは頼りにされている感じがして嬉しかったです。怪我以外でもTRを身近に感じてくれてたらいいなと思います。


次に自分に向き合えたことです。

これは就活するときに強く感じたことです。このリーダーとしての経験で私は自分の長所短所や人前で話すスキルに、嫌でも向き合うことになりました。「成長」という言葉ではくくれないほど自分を変えてくれた出来事でした。


最後に、何よりラストシーズンでSERPENTSに深くかかわることができたという実感があります。先輩たちから幹部として期待や応援をしてもらえたこと、コーチや優大さんと関われたこと、25チームの発足に関われたこと、そのどれもが幹部の特権です。人生のなかで最も有意義かつ楽しい時間でした。



TR長になることを怖れず、自分やSERPENTSに向き合うことを楽しんでくれればいいなと思います。これから向き合うことになる全ての人へ、心から応援しています。



長くなってしまったが四年間本当にお世話になりました。


24人の大好きな同期と走り抜けた大学生活、

200人近くの人に関わらせて頂いた大学生活、

もっともっと多くの皆様に応援して頂いた大学生活、


忘れることは一生ありません。これからもOGとして一緒に日本一の夢を見させてください。




最後にみんなへの感謝と応援の想いを綴り、ブログを終えたいと思います。


りさへ

HEARTBEATにも書いたけど、相方がりさで本当によかったです。こだわりを持って仕事をするりさの隣でたくさん刺激を受けながら楽しく四年間過ごすことができました。本当にありがとう。


後輩TRたちへ

今シーズンはわかなともちゃんをはじめ、シフトやそのほかの仕事も沢山頼ってしまったのに、嫌な顔せず完璧にこなしてくれてた皆には本当に頭が上がりません。みんな大好きです。TRを選んでくれてありがとう。


先輩TRの方々へ

生意気な私をここまで育てていただいて本当にありがとうございました。初めての体育会系の部活だったのに四年間続けられたのは皆さんに指導して頂いたからだと思っています。リーグ戦にも足を運んでいただいてありがとうございました。


プロTRの方々へ

まずはSERPENTSという団体に関わっていただいて、日本一を目指し一緒に闘ってくれたことに感謝を申し上げます。他の大学に比べ、育成等かなり多くの仕事量をお願いしているのにも関わらず、学生TRの質を上げ続けてくれたことでSERPENTSが一部で闘い続けられているのだと今では強く思っています。本当にありがとうございました。


後輩プレイヤーたちへ

皆今まで本当にありがとう。そして、私の現役中に復帰させられなかった人たちや動きを修正しきれなかった人たち、本当に不甲斐ない結果になってしまって申し訳ない。皆が健やかにラクロスできるように祈っています。どうかABリーグ戦やウィンターあすなろで元気な姿を見せてください。

怪我をしていない人はそのまま元気でいてください。結局怪我しないことが一番上達する鍵だと思います。がんばれ!応援してます!



さて、次はMG長のまいまいです。彼女のSERPENTS愛は本当にすごいです。ラストシーズン、何かあるたびにお互いにがんばろうと鼓舞し続けられたのは本当に心の支えでした。同期のだれにも負けないラクロスへの愛を持つ彼女のブログは、冬でも真夏くらいアツいと期待しています。

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