和奏から回ってきました。
この間2部練したら和奏も当然のようにいて、「私えらいじゃん!」とか思っていたのが恥ずかしくなりました。仕事ひきうけがちなTS長同士、あと一年頑張ろう!
改めまして、平素より暖かいご支援をくださる全ての皆さま、本当にありがとうございます。26シーズンでMG長を務めます、吉田早希です。

さて、決起ブログ。今までを振り返って書いて、とのことなので3年間を軽く振り返ろうと思います。良い機会ですし。
1年生
同期で一番最後に入部した私は、ラクロス部の日常に慣れるのに必死でした。自分より遥かに仕事ができる同期MG。(元から顔と名前を覚えるのが苦手ですが)プレイヤーは同期も先輩も見分けがつかない。早く一人前にならなければ、と焦っていたと思います。サマーが終わって審判の勉強を始めてからは、ここが差がつく部分だと何度もルールブックを読んだり、試合の動画を見て勉強していました。純粋に理解できることが増えていくのが楽しかったのもあり、一年生に陥りがちな「辞めたい」フェーズを経験する間も無く、ただひたすら業務を覚えて向上させるプロセスをこなしていました。
2年生
一番辛かったです。
ビデオの質が悪いからAチームの試合はおろか普段の66すら撮らせてもらえない。
審判も資格取りたてで当然うまくできるはずがないから、練習でも審判に入れない。当時のBチームは人数が少なく、66もほぼできなかったので尚更でした。
同期MGの中では一番ビデオ反省も審判勉強もやっている自信だけはあったので、ただただ報われないな、と思っていました。
それに加えて、育成がしんどかったです。
一つしか変わらない後輩。前述の通り、自分のスキルに自信も持てない。そんな中で育成係に就任し、何が正しいかわからないまま後輩に接していました。ある時には家から3時間かかるグラウンドまで一年生の試合に行き、大して仕事はせず、深夜1時ごろに母に駅まで迎えに来させるという暴挙をしでかしたこともあります。
辞めたい、とは思いませんでした。
やらなければならない、という責任感で動いていました。
練習に行くことは好きでしたし、試合で勝てばきちんと嬉しかったです。チームとしてはとても勢いのあるシーズンで、そこに自分が貢献できているとは到底思えなかったけれど、そうした辛さよりも責任感や勝利する喜びが上回っていました。
3年生
2年次とは打って変わって、自分の存在価値を見出すことができました。
渉外業務という果てしなく重い役割を与えられ、それをこなすのが楽しかったです。途中からは学外グラウンドも取り扱い、練習の根幹に携わっていました。
どこか偉そうな態度が功を奏したのか(笑)色々な仕事を任せてもらえるようにもなり、グラウンド内外で信頼してもらえているという実感はありました。審判も多く任せてもらえるようになったし、リーグ戦シフトにも関わることができました。
ただ、勝利する喜びはなかなか訪れませんでした。
春のBチーム六大学戦は棄権。
Aチームは練習試合も、春、夏のリーグ戦も勝ちきれない。
頑張ってきたはずなのに、去年よりもずっと、チームに貢献できているはずなのに、勝てない。どれだけ自分が努力したとしても勝利に携われないMGの無力さを痛感しました。
2,3年生のときの経験は対比構造が綺麗で(笑)、教訓としては申し分ないくらいのものだと思います。ですが、後輩たちにはどちらの思いもさせたくないです。チームの一員として純粋に勝利を喜んで欲しい。「私もこのチームにいたんだ」と全員が胸を張って言えるチームが私の理想です。
そのためには、リーグ戦だけではなく、Bリーグや新人戦で結果を残さなければならない。
MGである私ができることといえば、そうした一つひとつの勝利に全員が携わる環境を整えることだけです。
長くなってしまったのでこの辺りで決起ブログをお終いにしようと思います。このブログを読んでくださっている皆さまがserpentsの勝利を喜んでくださることが、部に所属する上での何よりの喜びです。今後とも変わらぬ応援のほど、よろしくお願いいたします。
次は我らが守護神のやまりょうくんです。昨シーズンに続いて今年のゴールも守り抜いてくれること間違いなしです。そんな彼は先輩ゴーリーが練習に来ると本当に嬉しそうで、千切れんばかりの尻尾が見えるようでした。

