我らがまつりょーからバトンを受け取りました。普段からとても優しくて気にかけてくれる彼には感謝しかないです。ただフィールドに立つと、同一人物とは思えないほどの荒く激しいプレーをします。どちらの彼を信じればよいのか分からないです。
平素より一橋大学男子ラクロス部に温かいご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。皆様のお力添えが、日々の活動の大きな励みとなっております。今後とも SERPENTS への変わらぬご支援・ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
新4年マネージャー(以下MG)の佐藤ひなたと申します。拙い部分もあるかと思いますが、ご一読いただけると幸いです。

これまでの3年間を振り返ると、私の「嬉しかった瞬間」は、練習試合や普段の練習に詰まっているなと感じます。
特に鮮明に覚えているのは25シーズンの最強決定戦vs中央大学です。中央大学グラウンドに桜が舞う中で行われた試合で、久しぶりにスコアした同期、体調不良から復帰して決めた同期、“努力の塊”が実を結んだ同期など、仲間の活躍が続きました。得点のたびにベンチが盛り上がり、戻ってきた選手が先輩に褒められている姿を見て、心の底から誇らしくなったのを覚えています。同期が活躍し、それをベンチも観客席もみんなで喜んでいる景色は、今でも忘れられません。幸せな気持ちでグラウンドを後にした記憶があります。
また、2年Aチーマーとしてリーグ戦に帯同し、同期が相手OFを粉砕した瞬間や、日々の66・11で同期のプレーに歓声が上がるたびに、自分まで嬉しくなることが何度もありました。「同期の活躍が一番嬉しい」という感覚は、今もずっと変わりません。
一方で、MGならではの悔しさを強く感じた瞬間もあります。これはMGあるあるかもしれませんが、日々の練習でのミスがその後の試合の敗因になったのではないかと感じる瞬間もあり、悔しく申し訳ない思い出もあります。
特に忘れられないのが、24Bリーグ武蔵戦の前日の練習です。バスターコールの仕切りを任されていたのですが、私の予習不足のせいでプレーヤーとの間に認識のズレが生まれ、練習をグダらせてしまいました。自分がやり方をきちんと予習していれば、あのプレーヤーは1本多くショット打てたのにな、というBリーグ戦前日という大事な練習にもかかわらず。MGとしてスムーズで無駄のない練習運営ができませんでした。プレーヤーにとって貴重な練習機会を少しでも奪ってしまったことが本当に申し訳なくて、試合に負けてしまった時は、自分への苛立ちと申し訳なさで胸がいっぱいでした。
MGは、試合になると声を出したりビデオを撮ったりすることしかできません。でも、その試合で勝つために、日々の練習でプレーヤーが強くなれる環境をつくることこそ、MGが存在する意味だと私は思っています。 試合では送り出すことしかできない。だからこそ日々の練習の積み重ねにどれだけこだわれるか。それがMGの責任であり、役割なのだと痛感しています。
今シーズンは、練習や試合の一つひとつのメニュー運営にこれまで以上にこだわりたいと思っています。最上級生となり、MGとして新しく身につくスキルは正直限られてきたと感じます。しかしその一方で、毎回の練習・毎回の試合で自分が求める“質”を更新し続けることは、まだできるはずです。
「日々、卓越した質を提供する」
MGとして目指すべき当たり前の理想かもしれませんが、常にそれに向き合う高い視座を持ち続け毎回達成し続けるのは容易ではありません。だからこそ、貪欲に動き、過去にできていた“がむしゃらさ”をもう一度習慣として取り戻し、自分の行動を見つめ直していく。それが今の私にとって最も現実的で意味のある成長だと考えています。
…と、やや重めの話が続いてしまいましたが、もちろんMGとしての「嬉しい瞬間」もたくさんあります。
現在、26シーズンの主務を務めていますが、チーム全体のスケジュール管理や運営を考えるこの仕事が私はとても好きです。細かい話はここでは割愛しますが、チームのために動ける裁量が大きく、自分のこだわりを活かしやすい場面が多いので、やりがいを感じることが本当に多いです。MGとしての業務だけでなく、主務としてチーム全体を俯瞰し必要なものを汲み取って、全体の利益を最大化できるように動いていきたいと思っています。
次は前髪パッツン精神科医ののぞみです。おしゃれな曲をよく聞いているのでおすすめを教えてほしいです。ついでに労働も切実に頑張ってほしいです。

