今シーズン副将を務めます、新4年の寺尾友哉と申します。ブログを読んでくださっている皆様、いつもSERPENTSを応援していただきありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2017シーズンはご存知のように5年ぶりにFINAL4進出したものの、11月3日に慶應義塾大学に敗れ、FINAL4敗退という結果に終わりました。この出来事はおそらく引退するまで更新されることのない悔しさでしょう。勝つことの難しさを感じると同時にそれまでの過程で勝つことの素晴らしさも感じました。
勝たなければ意味がないということはよく言われることですが、私もそう思います。ではなぜ勝たなければいけないのでしょうか？ただ勝利のためにプレーするのではありません。勝つためにはたくさんのことを犠牲にし、自らを追い込み、互いに求め合って準備します。そしてスポーツではお互い準備してきた持ち駒を出し合ってフィールドで勝敗を決める。その勝負によって周りには評価されてしまいます。大学生活を懸けて準備してきた結果が、先輩同期後輩だけでなくこれまでのOB・OGの方々によって作り上げられたチームが、負けることで一瞬にして否定されてしまうのはあまりにも悔しすぎる。
勝つことによって報われる。自分を褒めてあげることができる。仲間と喜び合うことができる。両親やOB・OGの方々への感謝を一番に体現することができる。勝つというのはそういった素晴らしいものなのではないかと思います。
一人ひとりがそういった勝つためのストーリーを持っていて、勝つことに貪欲になっているチームほどおそろしいチームはありません。
一橋は今年、学生日本一を獲りにいきます。達成の瞬間、そこには自然と大きな輪が広がって全ての人々が喜んでいます。こんな素晴らしい光景があるでしょうか。
そんなチームを、そんなラクロスを体現してやろうと思っています。ご期待ください。
副将 #1 寺尾友哉
