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2021

『決め切り』 4年 冨田修吾

TS界隈で一番ラクロスの上手いアリスタから回ってきました。彼女がプレーヤーの世界線も見てみたいものです。


私はつい先日、膝のボルトを抜いた。


去年、医者に抜釘は引退まで待ってくださいと頼んだのが最近のことのように感じる。


絶対に活躍すると決めて臨んだ最後の1年は、それ程にあっという間であっけなかった。


あっという間だったのは熱中していたからで、あっけなかったのは結果を出せなかったからであろう。


結局「決め切れるプレーヤー」にはなれなかった。


永遠の課題、「決め切り」


シュートがとにかく速い者、DFを全員かわせる者以外は絶対にこの壁にぶち当たる。


シュートまでの過程はとても良かったと目を背けてしまうこともあるだろう。


でもそれではいけない。どんなに上手くても、どんなに惜しくても0点。何にもならない。


麻雀でツモれば役満だったのにとボヤいた人に、「でも0点」と真顔で言う根岸の顔が浮かぶ。


少し脱線してしまったが、そんな当たり前のことが意外と意識できていない。


決め切って1点を取るために、なぜ止められたのか?どこに打てば良かったのか?どんな振り方が適切だったのか?など、シュート一つに関してでも様々な角度から反省できる。


その試行錯誤を常に繰り返すことで目的を持って意味のある練習ができ、シュート力は向上する。


このようなことを考えながら取り組んだことで、得点力はある程度伸びたと思う。


シュートに限った話ではないが、早い段階からこのような考え方を持っていれば何か変わったかなと思いつつ、長々と駄文を書いてしまいました。未来のドンキホーテが生まれないように祈っています。


そして最後に、怪我による離脱が多かった私のラクロス人生に関わってくださったコーチや先輩方、頼もしい同期や面白い後輩、そして両親に感謝いたします。


4年間ありがとうございました。



次は菅原君です。アルバイトではスーパーの朝の顔として人々に笑顔を届ける彼の文章に期待です。

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