同期はいいけど先輩にはしたくないまさしから回ってきました。4年AT深見大地です。
このブログリレーを通じて、部員が部活への想いを発信していることはすごく有意義だなと改めて感じています。
この一年間、主将として、部員の想いを知ることやそれをチームで共有することは大切だと思ってやってきました。
SERPENTSは日本一を目指すチームだし、そこに所属する部員は当然のように日本一を目指すようになっている。
しかし、どうして勝ちたいか、どうして日本一になりたいかという部分が抜け落ちている間は本気になれないし、つらい時きつい時に妥協してしまう人もいる。
だから自分のチームの部員にはしっかりした想いを持ってもらいたかったし、その想いを日本一に向けてまとめていくことが僕の役割だと思ってやってきました。
実は僕自身も主将になってすぐは、本気で日本一になりたい理由を見つけられていなかったと思います。
それまでは主将というプレッシャーに負けていたし、良く思われようとみんなにいい顔しようとして、結局自分の成し遂げたいことを見失っていました。
正月のオフに歴代の主将にお会いし、日本一を達成した時の経験談を聞いたあと、自分がどうやったら満足して引退できるかを本気で考えてからようやく気付きました。
お世話になった多くのOBOG保護者、チームに関わる人を巻き込んで130人の部員たちと最高の幸せをつかみたい。
だから、最後まで勝ちたい、日本一になりたい。
これが僕の想いでした。
この想いがはっきりしてからはぶれることなく、部活を楽しめるようになりました。この想いを成し遂げるために必要なことを全員で考え、仲間と求め合う中でチームが成長していくのを感じてきました。
リーグ戦も終盤を迎え、自分たちのやってきたことの成果も出てきていると感じますし、5年ぶりにプレーオフも決めました。ですが全く満足していません。
今のチームはまだまだ未完成ですし、学生日本一を成し遂げ、全員で喜ぶその日まで満足できません。その日まで部員全員で求め合い成長していきます。
最後に、リーグ最終戦について触れると、東大戦はすごく楽しみです。他大も注目していると思います。
個人的には去年の敗戦が忘れられなくて悔しさを晴らしたいからというのもありますが、東大もこの1年自分の想いを「問」うてきたのだろうと思うし、成し遂げたいことへの取り組みも日々「問」うてきたのだろうと思うからです。この1年考えてきた想いや取り組みをお互いにグラウンドでぶつけ合うことが素直に楽しみです。
1位通過が決まっているからと言って何も変わりません、全力で今年のSERPENTSの力を出し切ります。