女性に手厳しい関川から回ってきました戸丸です。彼は万人受けする面白さを持った明るい男ですが、僕は冷めた顔して何かを腐している彼が一番好きです。
「なんで大学生にもなってわざわざキツい部活動に入っているのか。」
おそらく多くの新入生が僕たちに対してこんな疑問を抱くと思います。
なぜ体育会の部活動に入ったのか、
中でもなぜSERPENTSなのか。
僕の答えは
「高校時代にできなかったことを大学でやりたかったから。」
僕は中学3年までの9年間サッカーをしていました。中高一貫の学校に通っていたのでそのまま高校でもサッカー部に入ると思いきや、「社会部」という謎の部活に入りました。ビジネスアイデアコンテストとかに出る部活動で、所謂、「意識高いこと」をしてました。
なんでサッカーをやめたか、なんで変わった部活動を始めたか。
高校に入る時に僕が考えてたことは
「プロになれるほどの才能も無いのにスポーツを続けるより、運動部に入らず、勉強時間を確保して、ついでにビジネスとかの勉強をしといたら将来の役に立つだろう。」
です。斜に構えててキモいですが、本当にこんなことを思ってました。実際、第一志望の大学に入れて、ビジネスのことも少しは勉強できたし、良い経験だったと思います。
しかし、高校3年間を終えたところで、手に入ったのは小賢しい浅い知識だけで、内側の部分はあまり変わってないことに気づきます。僕の個人的な意見ですが、ビジネスアイデアコンテストは表面的なことを考えて発表するだけであまり本質的なものを感じることができませんでした。
多分、世の中の色んな仕事ってしんどいこともきついことも周りの人と乗り越えてやっと形になるものなんだと思います。残念ながら自分は高校3年間ではそういう経験が出来ませんでしたし、本当に大切なのはそういう経験なんじゃないかと考えました。
だから、大学では自分の内側が変わるような、人間的に成長できるような環境が欲しいなと思い、サッカーはやめましたがスポーツは好きなので体育会の部活動に入ろうと思い立ちました。
そんなときに出会ったのがSERPENTSです。数ある体育会の中からこの部を選んだのは結局のところ直感です。でもその直感がとても大事です。強いて理由を挙げるなら最初のゼミで同じだった金子新(188cm)くんが先に入っていたことぐらいですね。
最初は高校3年間スポーツしてこなかったこともあり、キツくて心が折れそうでしたが、同期がたくさんいたし、みんな面白かったので部活に来るのが楽しくなりました。入部して割とすぐにショートクロスを持って得点する夢を諦め、ゴーリーを始め、1ヶ月経たないぐらいで骨を折りましたが、それでも部活は楽しかったし、ちょうど2年経った今でも楽しいです。本当に周りに恵まれました。
入部した時より少しは自分の内側の部分も成長したかなと思いますが、まだまだ全然未熟者なのでこれからも頑張って練習してリーグ戦で活躍し、日本一の景色を見に行きます。
次は膝爆弾系MFから膝爆弾系STFに華麗なる転向を遂げた兵藤くんです。彼とはよくサウナに一緒に行く仲です。楽しみです。
