ツッコミの鋭い関西人井上から回ってきました、4年MGの大西です。
彼の発信には刺激を受けることも多く、密かに尊敬している部員の1人です。
今回は、私が今シーズン部活をする上で大切にしていることについて書こうと思い
ます。それは「こだわる」ことです。
というのも、去年のファイナル4で大きく後悔した経験が影響しています。
ファイナル4進出が決まった時、自分の立場から何か勝ちに貢献したいと思い、部員のモチベーションアップのため、OBや保護者の方からの応援メッセージ動画を作ることにしました。
元々余裕を持って流すつもりでしたが、他の仕事でバタバタしていた自分の不手際で、前日の夜遅めの時間に、またクオリティも改善の余地があるものになってしまいました。
そして当日。前半は大きく差をつけリードしたものの、最後の最後に、本当にあと一歩のところで敗れてしまいました。
その後ある4年生と話している時、何気なく「あの動画見てたら緊張してきちゃって中々寝れなかった」「文字が薄くて読みづらかった」との意見を頂きました。
この時、自分が良かれと思ってやったことが、逆にプレイヤーのパフォーマンスを下げマイナスを生んでしまったのではないか、とハッとしました。
大事な試合を控えたプレイヤーの立場に立つ、そしてそれを想定して、目的であるモチベーションアップが出来るようこだわって作る、ということが出来ておらず、「+αのことをやった」というだけでどこか満足していたのかもしれません。
あの負けは、相手との大きな差があったわけではなく、一人一人の小さなミスや準備不足の積み重ねによるものだったかなと思うと、
私もその敗因の一つになってしまったのではないかと、やりきれない気持ちになりました。
それから、自分の行動がちゃんと意味のあるものになるよう、日々の仕事にこだわって取り組もう、と思って過ごしてきました。
けれど、今までを振り返ってみると、正直もっとこう出来たな、と思うこともあります。
粉川も言っていましたが、人間後から思えば、特に結果が伴わなければ、自分の行動に満足することはないと思います。
とはいえ、自分に出来ることを、その時その時最大限「こだわって」取り組むことで、間接的だとしても、結果につながっていくのだと思います。
勝利の瞬間をみんなで分かち合いたい、その想いで、残りのシーズンも、一つ一つ「こだわって」取り組んでいきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。
次はサーペンツの隠れイケボ、おがぽんです。
