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2020

『原動力』4年 #18 原田浩樹

The好青年の礒村から回ってきました、原田です。


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2017年11月7日 FINAL4 一橋vs慶應義塾


試合は序盤から一橋が点を立て続けに取り、完全に一橋ペースで進んでいた。しかし、後半は相手の猛攻を受け、逆転を許した。一時は同点に追いつくも残り数秒のところで勝ち越しを許し逆転負けを喫した。


当時、ブロックリーグを全勝で勝ち上がり、他校を寄せつけない強さだった先輩達がとても誇らしく、最強だと思っていた。当然、慶應も倒すのだろうと楽観的な気持ちで応援に臨んだ。しかし、自分が最強だと思っていた先輩達は負けてしまった。「まじか」という言葉しか出てこなかったと同時に、試合に出場する実力も無ければ試合の展開を変える力の無い、ただひたすらに応援しかできない自分が悔しかった。

そして、今度は自分があの舞台で活躍してチームを勝たせてやると強く思うようになった。


それ以来、FINAL4・FINALの舞台を強烈に意識して練習した。自主練でシュート練習をする時も、憧れの舞台にいる自分を想像しながら練習した。

" 舞台は関東FINAL、 vs慶應 、会場は駒沢第二球技場

6-7のまま4Q残り20秒、1on1の相手は〇〇、相手ゴーリーは□□、ここで決めなければ敗北" 

という様な感じだ。これに加えて、

"家族・先輩・高校同期・片思い中の〇〇ちゃんが固唾を飲んで見守ってくれている" 

なんて考えてさらに自分にプレッシャーをかけながら練習してきた。


そのおかげもあって、毎日の自主練習を緊張感を持ちつつ楽しみながら出来て、シュートもfinal4 をスタンドで観てた時よりも見違えるほど速くなった。今はこのシュートがおれの武器だ。


リーグ戦の初戦は慶應義塾。


あの時の先輩達の敗北がこれまでのおれの原動力になってきた。慶應を倒せるだけの武器はあるし、自信も積み重ねてきた。ここで慶應を倒して、何がなんでもFINAL4・FINALの舞台に立ちたい。大観衆の中で自分が想像上で対戦してきた選手達を相手に、活躍したい。そして、あの時の先輩達がおれの原動力になったように、おれが後輩達の原動力になりたい。


絶対に勝つ!

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次は、チームの潤滑油ことなおちゃんに繋ぎます!お楽しみに

4年 MF #18 原田浩樹

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