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2021

『これまでのこと』3年 #35 永野龍平

2021 ブログリレー

第1弾は、『今、声を大にして伝えたいこと』をテーマに部員全員で今の想いを繋ぎます。文章から溢れる一人ひとりの個性にも注目しながら、是非お楽しみ下さい!


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最近僕のことをたくさんいじってくる海野さんから回ってきました。実は海野さんとは地元が同じ大の仲良しということはここだけの秘密です。

さて、ブログリレーをしようと言われたものの、特に書きたいことを決められなかったので、普段はあまり話すことのない自分の過去の部活動についてつらつら書いていこうと思います。簡単に言えば膨大な自分語りですね。長くなりますが最後まで読んでいただければ幸いです。



大学で体育会に入ったことを高校の友人たちに伝えた時、まさかお前が部活を続ける選択をするなんて、と本当に驚かれた。何を隠そう、自分がそのような決断を下したことに対して1番驚いていたのだから、彼らの反応も頷ける。


自分は小中高と11年間ずっとサッカーをやってきたのだが、小中の頃は割と真剣に部活に向き合っていたな、と自分でも思う。小学校では鬼のように怖いコーチに怯えながらも必死に食らいついていたし、中学では関東大会すれすれのところまで勝ち進んだり、上の学年の試合でスタメンを勝ち取ったりと、かなり充実した部活人生を送っていたように感じる。


問題は高校生の時である。段々と部活に熱が入らなくなり、高2になって新しくやってきた顧問と反りが合わなくなると、部活に対する情熱はもはや0に等しい状態になってしまった。練習は適当にこなし、部活の友人にはさっさと引退したいと愚痴を吐き、ミーティングは聞いているフリをしてスマホを弄り、試合となれば早く終わらないかな、と時計を何度も何度も確認するような、今考えても典型的なダメ部員だったと思う。そうなると必然的に試合には関われなくなり、ベンチを温め続ける日々が続く。三年になっても状況は変わらず、そのままチームは県大会であっさり敗退し、自分のサッカー人生は幕を下ろすことになったのだが、悲しさや後悔はほとんど感じなかった。


引退の半年後、奇跡的に合格し大学に入っても、部活動というものに対する気持ちは高校の時となんら変わらなかった。部活紹介で絡んでくる体育会生は鬱陶しいと感じていたし、それなりに体を動かせるような団体に入れればいいや、という感じだった。


ではなぜ部活に嫌気が差していた自分が今こうしてバリバリの体育会であるラクロス部にいるのか?日本一を目指せる環境や、ラクロスそのものに魅力を感じたのは確かだが、何が入部の決め手になったのかと言われると正直なところ自分でもうまく言語化できない。フィーリングとしか言いようがない。しかし、そんな曖昧な動機で入ったにも関わらず、自分でも驚くほどに部活との向き合い方が変わったように感じる。高校では別に上手くなれなくても勝てなくても特になんとも思わなかったのだが、ラクロス部に入ってからは上手くなるために考え続け、それ故にあれこれ悩んでトライアンドエラーを繰り返す日々である。考えるべきことはあまりにも多くなり、高校の頃よりも明らかに大変にはなったが、一方で充実感も感じている。入部から2年が経とうとしている今でもまだまだ技術も稚拙でリーダーシップなど微塵もないが、それでも上を目指して頑張ろうと言う気持ちになれるのは、自分が少しずつ人間的に成長している証拠なのではないかと思う。三年生になり技術的にも精神的にもチームを支えなければならない今シーズン、リーグ戦を勝ち抜いていく為にもより一層大きく成長していきたい。



ここまで読んでいただきありがとうございます。自分は一橋生でありながら綺麗な要約をするのが苦手なので、大変長ったらしい文章になってしまいましたが、なかなか自分のことを語る機会もないので、この場を使って書き記すことができてよかったのかな、と感じています。これからも応援よろしくお願いします。

次は個性を発揮しすぎるがゆえにいつも1人で先走ってしまう内田くんです。勝手な憶測ですが、恐らく彼は僕以上に文章をまとめるのが下手です。


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