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2021

『平部員として』 4年 柳田和哉

ラクロスのプレーも、日常会話もパワープレーが魅力的な早船君から回ってきました。柳田和哉と申します。


 どうせ身内しか見ていないと思うので、身内向けに自分がこの4年間で学んだことをいくつか書こうと思います。多分三つぐらい書きます。


 一つ目は、「チームの私物化」はやめようということです。引退間際に「ギータさんはどんな時も声出しとか頑張っていて尊敬しています!」的な、褒めているのかバカにしているのかわからないようなことを内田君とかが言ってくれましたが、僕としては個人の調子の悪さを、声出しをしないや、集合離散が遅いなどの行為を通じて、伝播させてしまうのは「チームの私物化」に他ならないのではないかと思います。自分がうまくいかないからって、チームの士気下げるのは違うよねってことです。むしろプレーでうまくいかないときこそ、自分の調子の良し悪しに関わらずできる集合離散や声出し頑張って、チームにいい影響を与えることが組織の一員として求められることかなと思います。


 二つ目は、お互いを100%信頼し合えるようにしようということです。これは慶應戦前の円陣で主将の橋本君が言っていたことです。信頼し合うためには「信頼する側」と「される側」双方の努力が必要なのではないかと考えます。される側がするべきことは単純です。ラクロスをめちゃめちゃ頑張って、上手くなれば良いのです。そのプロセスを見て信頼しない人はいないでしょう。逆に信頼する側にもやるべきことがあると思います。信頼に足る努力をしているのかわからない相手のことをもっと知ろうとする努力です。偏見を持たずにコミュニケーションをとり、もしモチベーションが下がっていることがわかったら理由を探り、働きかけをするというのが信頼する側の仕事だというように思います。


 三つ目は、楽しむ努力をしようということです。部活をやっていれば、きついこと、辛いことの方が多いと思います。このようなきついことが積み重なると、部活に行くことが嫌になり、練習をこなすだけになったりします。これでは実力の向上はあまり望めません。これを防ぐためにチームの状況や自分の調子に左右されない、不動の楽しめることをどんな小さなことでもよいので見つけておくとよいなと思います。自分の場合はそれが練習中に声を出すことでした。くだらないことを大声で言い合ったり、仲間のナイスプレーに反応することは自分の心の支えになっていました。推しのマネトレに会えることでも、練習後にやおぎんの甘辛唐揚げが食べられることでも何でもよいので糧となる何かを見つける努力は大切だと思います。


 以上が、僕がラクロス部での生活で学んだことでした。4年間を振り返ると思うようにいかないことばかりでしたが、悩みぬいた日々と出会えた仲間は大きな財産となると思います。こんな自分とも全力で向き合ってくれたコーチ、先輩、同期、後輩の皆さんそして、大学生にもなって部活ばかりやっている自分を支えてくださった両親には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。


次は河戸君です。現役時代、部内随一のストイックさを持っていた彼の熱量は今ボードゲームに注がれています。彼の家に何十個あるボードゲームのカードはすべてスリーブケースに入っています。

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