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2022

『僕が伝えたい10のこと』4年 三日市悠人


練習後いつもコンビニに一緒に向かってた曽我くんから回ってきました三日市です。来年曽我くんは自分の水筒を持っていくそうなのできっとLAWSONで見かけることはもうありません。



1つのことを書くのでは伝えきれないと思い、「僕が伝えたい10のこと」というふうにして欲張ります。最後まで読んでくれたら幸いです。


①リスペクトする


リスペクトについてはよく言われることだと思いますが、大事な事だと思います。チームメイトのこと、相手のこと、審判のこと、色々な人に対してリスペクトしていた方がきっと自分にも良いことがめぐり回ってくるって思ってます。試合中審判への暴言とかは極力止めるようにしていましたし、僕は審判と仲良くなれるように意識していました。



②リスペクトされる


①ができて始めてリスペクトされるようになると思います。これは個人としてもチームとしても目指すべき姿です。SERPENTSの言葉で表すならフィロソフィーに近いものだと思います。僕が1年生の頃のコーチや主将が口酸っぱく言ってたヘルメットや荷物を綺麗に並べるといったことも他チームなどからリスペクトされる上では必要な事だと思います。


個人としては上手くなることは勿論ですが、他にも方法あると思います。ボールアップ頑張る、後輩との接し方、常に声を出すなどなどあげたらキリがありません。良かれと思ってしていることは全てリスペクトされることに繋がると思います。是非行動してみてください。



③相手のことをよく知る


これは主にラクロスについてです。オフェンスやるならディフェンスのこと、クリアならライドのこと、ゴーリーならシューターのことなど、相手がどのようなことをしてきているのかを知ることは非常に大事です。それは自分のラクロス理解にも繋がることであるので是非意識してみてください。後述する言語化ともマッチングが良いです。また、相手のことを知る上で聞いてしまうことが1番早いです。聞いて相手がどのようなことをしてたか、しようとしてたかを把握しましょう。


他にも他者のプレーのことを知ることも大事です。どのようなプレーを好むのかなどを把握していれば動き方も自ずと変わってくるはずです。



④自分のことをよく知る


自分の強み、弱み、プレースタイルを把握しましょう。そして、それを他の人に知らせましょう。自分を理解せず闇雲に練習するよりも、伸ばすところを明確にした方が成長速度が早い気がします。


また、自分のキャラクターを理解することも大事です。とにかく声出す人なのか、チームに良い緊張感をもたらしている人なのかなど、そのキャラがチームにプラスをもたらすものならば、その人がいるだけで存在価値があります。自分にそうしたキャラは無かったと思いますが、ある方が得することの方が多いでしょう。(マイナスとなるようなキャラが付いてしまうととても大変だと思いますが、、、)



⑤人を頼る


1人で抱え込まずに人使った方が成長速度早くねっていうことです。BCチーマーはコーチやAチーマーに、下級生Aチーマーは上級生に聞くといいと思います。最上級生は頼れる人が少なくなるのはよくある事だと思います。社会人やコーチに聞くのは勿論ですが、後輩を頼るのも僕は大事だと思います。後輩からも学べることは沢山あります。下級生の時先輩に積極的に聞くことが出来なかったのは僕の後悔でもあるので、是非下級生は先輩を沢山使ってください。



⑥人に頼られる


②と類似していますが、多くの人から頼られるような存在になってください。また、頼られるというのは(=何かを質問される)それに答える必要があります。そうなると言葉にする必要があるので自分の理解に繋がります。あと単に人から頼られるのは気持ちの良いことです。相手に良いことをして自分も気持ちよくなれるので一石二鳥でしょう。



⑦成長することに貪欲になる


上手い人ほど成長に貪欲だし、チャレンジしている気がします。アジア人で最高のサッカー選手であるソンフンミンもインタビューで「僕は常に成長していたいんだ。」といったようなことを話していました。常に成長することを頭に入れプレーしましょう。失敗は伸び代です。


これはこの部活の良いところだと思いますが、ガムシャラに努力してる人のことを蔑むような人はいません。寧ろそういう人を応援する環境があると思います。後輩のみんなには狂ったようにラクロスをやって後悔ない4年間を送ってほしいです。



⑧言語化は常に意識する


③~⑦をする上で言語化は非常に大切なことだと思います。それだけ理解も深まりますし、周りに自分の伝えたいことを正確に伝えられるようになると思います。「なぜ」を考えることで言語化は上手くなると思うので是非実践してみてください。言語化出来ることもラクロスやるにおいて1つの武器です。



⑨感謝する


感謝しましょう。それは親やOBOG、部員など色々な人に対してです。自分自身も本当に多くの人に支えられて4年間(スポーツという意味では16年間)やりきることが出来ました。本当にありがとうございます。


特に両親には頭が上がりません。日々の生活を支えてくれてありがとうございます。



⑩楽しむ


結局これが1番大事なんですかね。


うまくなるから楽しいのか、楽しいからうまくなるのかは賛否両論あると思いますが、やらされてるのではなく心からラクロスを楽しんだ方が絶対にいいです。来年のSCはenjoy lacrosseを体現している人です。悩んでいて楽しんでなさそうだったら、「あれ、お前ラクロス楽しんでる?」って聞いてあげてください。多分「おけっ!!」とかよくわからん返事して切り替えると思います。



ここまで読んで頂きありがとうございます。読んでみて当たり前のことしか書いてねぇじゃんって思う人も多くいたかもしれませんが、それでも大事な事だと思って敢えて書かせてもらいました。





今シーズン最後の試合の試合時間が残り数分短かったらFinal4への切符を手にしていました。実はこれは僕が1年生の時もそうで、その時は数十秒短かったらでした。この手に届きそうで届かない距離を近いと捉えるか遠いと捉えるかは人それぞれだと思いますが、僕は遠いと思います。というのもその距離はメンタルによるものが大きいと思うからです。(僕が応援しているトッテナムも似たようなチームです。)



少し話は逸れますが、今まで多くの優勝を経験してきたモウリーニョ監督はスパーズの選手のことを「いい人たち」というふうに表現しました。そして、試合に勝つためには「賢いクソ野郎になれ」というふうに言い放ちました。



この「賢いクソ野郎になる」ことはスポーツをやる上でとても大事だと思います。例えば勝っている中で相手がゾーンをやるなら裏でずっと持てばいいですし、ストーリングが出るならインバートでずっと持っているのも1つです。一橋の人は「いい人」が多いと思うので、一人一人が「賢いクソ野郎」になって欲しいです。



そうして試合巧者なチームになることが出来ていくのだと思います。来年以降は今年のような試合運びが下手なチームを卒業して欲しいです。応援しています。



次はいつでも崖っぷちの赤津くんです。30年後の赤津くんの姿が東京ウーバーズで描かれているかもしれません。




#17 三日市悠人

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