歴代サーペンツOB・OGの中で、最もダンゴムシに近い人間であることが最近科学的に証明されたと言われている髙嶌から回ってきました服部葵です。彼にはまだまだ僕のモンハンを進めるのを手伝ってもらおうと考えています。
後悔としては、結局そこそこの選手で終わってしまったということが一番で、日本一が取れなかったのと同じくらい悔いが残っています。
入部当初は、笑っちゃうくらい下手で、グラボ失敗しているところをネタ動画にされるほどでしたが、そこから考えると本当に成長したなと思います。
1年の時、毎日壁に行けなかった時は異常にモヤモヤしたし、航大が週1週2でしか壁に行ってないと言うことを知った時は、自分の実力の無さ、センスの無さを呪いました笑笑。
1年から3年の中盤にかけて死に物狂いで努力して成長したのは良いものの、それ以降は、プライベートや就活などを言い訳にして、ちょっとずつサボり始めたことが原因で、自分の成長曲線は非常に緩やかなものになってしまったと思います。
言い訳を作り、努力を怠ることは続けることよりも非常に簡単で、些細なことですぐにそっち側に引っ張られてしまう、どうしても人間はそういうものなのかなと今は思います。
それに加え、悪循環を生むのは慢心です。正直、自分には3年のリーグ戦でそこそこ活躍できたという慢心が少なからずあったと思います。
言い訳と慢心の2点セットがあれば、確実にサボりの道が開けると思います。
僕が考える対処法は、後者、慢心を減らすと言うことです。前者はどんな状況でも目の前にあるからです。
特に割と活躍してしまった町田くんは気をつけてください。自分自身の経験則ですが、これは一人では無くせないものであり、絶対に他者の働きかけが必要だと思っています。
個人間でお互い高め合う、悪く言えば監視することができれば非常に良いですが、練習から取り組みやプレーに要求することは慢心をなくすことに繋がるかなと思います。
厳しく要求するのは良いですが、豆腐メンタルのくりちゃんに言い過ぎるのは気をつけてください、森くんと町田くん。
また、東海のスカ資料にあった通り、一橋はそこそこの選手が生まれやすい環境な一方、突き抜けるほど上手い選手が生まれる環境ではないと思います。
チームを圧倒的に引っ張るようなスターになるためには、これまでのサーペンツの先輩方がやってきたことでは足りないです。
僕の立場から言うことかは分かりませんが、慢心と言い訳を可能な限り減らし、突き抜ける程の努力、熱量を持ってラクロスに取り組み続けて欲しいと思います。
現状くすぶっているだろうと思っている上級生や下級生へのメッセージとしてはここまで書かせていただいた通りで、ここからは一年の時に絶望するくらい下手だった経験のある立場から書かせてもらいます。
上手くなる、立場を変えるためには何点か重要なポイントがあると思っていて、1点目はゴール、目的の為に一直線に努力することです。一年、二年の時はプライベートも無いくらいにはラクロスに没頭していました。同期で上手かった野村、関に追いつくべく頑張りました。つまりゴールを目指す上でも、ライバルを作ること、モテたいでも良いから原動力になるものが必要だと思います。
2点目はプレーで信頼を勝ち取ることです。まず1点目、段階的に2点目というイメージです。
オフェンスなら、66などでチームメイトからボールを呼び込んで、ゴールを決める、良いプレーをすることで、徐々に信頼を勝ち得ることが出来ます。怖くてもボールを呼び込み、精一杯プレーし、結果を出すことが重要です。これは、そのまま行けばリーグ戦は無かったであろう、2年の秋冬くらいから意識していました。
その結果を出す為に重要なのが3点目、武器を作り、尖らせることです。
東海戦で加納君がスタメンデビュー出来たのも、左スタンという武器を尖らせたことが出来たからだと思います。
結果を出し、信頼を勝ち得るには、武器を作ることが重要です。
僕自身2年の秋ぐらいに、独自の武器が無いと来年のリーグ戦で活躍はおろか出場も出来ないと危機感を感じ、苦手だった左ランシューに着手し、さらに足りないと思ったのでクレードルを無くすことを頑張りました。最終的には、自分の最大の武器にまで尖らせることが出来ました。
武器が無いと悩んでいないで、武器にしたいことを見つけ、ひたすらそれに取り組めば武器になり得るという良い例だと思います。
終盤に差し掛かったところで少しメッセージを。
同期へ
いざこざやトラブルが沢山ありましたが、折角の少人数同期なので好き嫌い言わず、全員で仲良くしましょう。多分社会に出てからは、こんなに濃い繋がりは出来ないと思っているので、嫌な顔をせず、何年後になってもみんなで集まりましょう。
マイブラザー野村へ
航大としては、俺にもっと成長してもらってチームを引っ張っていって欲しいって期待していたと思うけど、それにあまり応えられなくてごめん。この前言われたけどあんまり引退してから会ってないから、社会人になってからもずっと遊ぼう。
君の存在が、ラクロスをあんまり好きになれなかった自分が上手くなるモチベでした。本当に同期でよかったと思う。4年間ありがとう。
沢山の先輩、後輩に恵まれた4年間でした。皆さんの存在が、自分の部活を頑張り続けられた原動力でした。
結果を残せなかったから悔いも残り、最高とも言えないですが、自分の人生の中で最も濃く、充実した楽しい4年間だったと思っています!
今年特に1stセットを組んだ、森、町田、栗林は先程書いたように慢心せず、天井を突き抜けるほど成長してください。
来年のリーグ戦ではムキムキになり、別人になった町田君を見に行きたいと思います。
必ず日本一になってください。
家族にも金銭面での支援には助けられました。本当にありがとうございました!
非常に拙く、まとまりのない文章でしたが、ご一読ありがとうございました。
次は、ありさです。これから、彼女の太陽のような笑顔が見られないと考えると気持ちが沈みます。これからは彼が独り占めするのだろうと考えると、悔しくて涙が止まりません。
#13 服部葵