SCの片割れとして、何かと電話をする事が多かった倫也から回ってきました、野村です。なんか彼とは社会人になってから呑みにいく回数が増える予感がしています。
もう引退ブログかぁ、学生ラクロスあっという間だったなというのが正直な所です。そして率直に言うと、とても良い事尽くしなSERPENTSライフだったなと思っています。
良い事尽くしの中でも、一番の思い出はダントツでリーグ戦です。
あの高揚感、大好きです。
リーグ戦2年連続得点ランキング2位、爪が甘い笑
最後のリーグ戦3位という結果に満足している訳ではありませんが、ラクロスを通して色々な経験や出会いにも沢山恵まれたのでこれといった悔いはないです。
関わって頂いた皆様、本当にありがとうございました。
4年間を思い返せば、1年生の頃から点を獲る事がラクロスを続ける1番のモチベーションでした。点を獲った後の爽快感には最後まで病みつきになっていました。
勿論リーグ戦での得点後は格別に爽快でした。
自分が点を獲ったら味方スタンドがぶち上がり、
一瞬にして相手スタンドが凍りつく。
あの異様な空気感が大好きでした。自分の1点で会場の空気を一気にひっくり返した時の快感は格別です。正直たまんないです。
その一方、自分がこの一点を逃し負けた試合も数えきれない程あります。
実際リーグ戦も練習試合も、自分が点を獲らなかった試合はほとんど負け、タラレバですが「あの一本を決めていればFinal4だった」というシュートだって’22 ‘23 リーグ戦でどっちもあります。
無得点に終わった日や決定機を外した日の帰りは、圧倒的な虚無感に襲われていたのを今でも覚えています。
点獲ったら勝てるしめちゃくちゃ爽快
点獲れなかったら負けるし圧倒的虚無
単純だけど、点取り屋の役回りを任せて貰えた人のラクロス生活はそんなもんです。それが好きで、点獲りにいくのが好きでプレーしていないと、そりゃ朝5時に起きたり飲みの誘い断って壁当てしたりするのは習慣つかないでしょ、とも思います笑
大学2,3年時のU日本代表活動で体感した各大学エース達のプライドは、まさにこれでした。選考会でパスなんて中々出さないし、皆んなが皆んなゴールに目をぎらつかせていました。間違いなくU代表でエゴイストだらけの中でプレーした事は自分の中で大きな転機でしたし、自分が得点へのこだわりが人一倍強くなったのもここで揉まれた経験からでしょう。
そんな点を獲る事に誰よりも執着していた僕ですが、同じく点を獲りたくて堪らない人達に向けて最後に一言残して引退します。
「常に目先の１点を虎視眈々と狙うべき。」
そのままの意味ですが、案外忘れがちな事です。
次の一点を「自分が」獲るという事に、どれだけのプライドと執念を持ってグラウンドに立てるかがストライカーとしては何よりも大事だと思います。
誰だってシュートは外しますが、調子や相手に関わらずその次のシュートを捩じ込みにいけるか、ここは技術どうこう以前に執念なんじゃないかという気はしています。
目先の1点を獲るという事、当然ですがこれはとても難しい事です。実戦練や練習試合では勿論、リーグ戦では尚更1点を獲るのが難しいです。
実力的に得点を量産できるような選手でも、スランプの時や激しいマークを受けている時は、目先の1点が遥か遠くに感じるものだと思います。
そんな時にスランプを脱する為、一選手としての存在証明をする為には、目先の試合で点を獲るしかありません。
スタンでもジャンでもランでも
カットインでもダイブでも
ブロークンやブレイクでもG前グラボでも
ヘディングでもG前蹴り込みでも。
決め方なんてなんだって良いんです。自分が次の一点を決めるんだという究極のエゴを持ってシュートを打ちましょう。
自分で希望してオフェンスをやっている人なら尚更、何本外してでも何本セーブされてでも、目先の1本を決める為に打ち続けましょう。
※ ゴールパフォで相談がある人は、インスタで @dead6shot まで連絡下さい。動画付きでアドバイス致します。
最後の最後に
# 9 森喜洋
来年も彼はいます。
来年もエグいです。
来年も多分めっちゃ偉そうにしています。
他大の皆さん、スカウティングはお早めに。
後輩の皆さん、怒られ過ぎないように。
そして森さん、大活躍して目立ってくれ。
森が決めれば、森がアシストすれば試合も多分ほんとに勝てる。知らんけど。
とにかく「俺意外と自信ないのよ」とかごちゃごちゃ言ってないで、グラウンドで大暴れしてエースのデッカい背中魅せてくれ！
ただ、俺のリーグ戦通算得点数だけは超えないでもろて。
最後の最後の最後に
両親へ
スポーツ/ 学生ライフ最高でした、全ては2人のお陰です。
とてもとてもありがとう、一生かけてちょっとずつ恩返ししていきます！
あーあと、帰国子女に育ててくれて、スポーツ好きに育ててくれて、楽観的な性格に育ててくれて本当にありがとう。お陰様で人生概ね右肩上がりです。
社会人頑張ります。頑張って立派な大人になります！
まぁ総じて、SERPENTS入って良かったです。
ありがとうございました！
最後は我らの主将、七尾です。一時期は主将から引きずり降ろしてやろうかと思いましたが、リーグ戦で好セーブ連発してくれたのでオールオッケーです。最後意外といい主将兼ゴーリーになっていてなんか腹立ちます。密かに彼のアツくて薄っぺらいブログにとても期待しています。
#6 野村航大
