でぶくんから回って来ました、四年MF 石川 明叡です。こんにちは。
いきなりですが、ラクロスをやっていて忘れられない瞬間があなたにはありますか?
初めて点を決めたとき?練習していたことがうまくいったとき?リーグ戦に出たとき?タイタンズダンスを踊っているとき?どれも鮮明に覚えていますが、最高です。
クロスを触らない日などほとんどないという日々の中、少なくとも一つや二つくらいはそんな瞬間が、きっとあることでしょう。
忘れっぽい自分ですが、そんな自分にも忘れられない瞬間はあります。
去年のリーグ戦、慶應戦と東大戦が終わった瞬間です。
自分は、この瞬間を忘れることができません。悔しくて。
完膚なき敗北で見せつけられた自分の弱さと、それまで積み上げて来たものが一瞬で音を立てて崩れていく虚無感は今でもリアルに感じ取ることができます。
今思うと、この一年は常にその記憶と隣合わせの一年でした。
苦しいとき、辛いとき、自分に負けそうになるとき、その瞬間が頭をよぎります。もうあんな思いはしたくない。
そして想像する。今年、全てに勝って互いに称え合う景色を。
そんな時、
なんとかもう一本全力で走りきろう。
もう一セット全力でやりきろう。
もう一本だけ多く打とう。
という気持ちになることができます。
一年が経ち、いよいよリーグ戦も佳境を迎えます。どの相手にも負けられません。自分の、自分達のやってきたことを信じて戦うのみです。
今年こそやってやります。
想像を現実にするために、最高の準備をして、臨みます。
読んでいただき、ありがとうございました。次は、筋肉です!
WRITER:石川明叡