2年入部の仲間、さえから回ってきました。
裏ではめちゃくちゃ面白いというエピソードを聞くので、引退までに裏の部分を見てみたいです。
タイトルは高校の時に書き溜めていた詩の一つです。頭の硬いそら君や七尾君のために補足すると、器用貧乏の反対です。
決して器用ではないけれど、誰にも負けない熱中するものを持っている。
SERPENTSにはそんな人が多いのではないでしょうか？
去年は充実したシーズンだった。ウィンターで出方が無かった所から、Aチームに上がってはボコボコにされたり、あすなろやBリーグで活躍したり失敗したり、日々喜びと悔しさの繰り返しだった。確かな成長も感じ、来年こそは、チームを引っ張ると意気込んでいた。
しかし、シーズン終盤の明治戦にて、３度目の前十字靭帯断裂を負った。苦しかった。引退かな、と思った。去年のブログにも書いていたけれど、もう一度怪我をしたら潔く辞めるつもりだった。むしろ、もうスポーツは出来ないと諦めていた高校時代から、ここまで元気にスポーツに打ち込めたことを思うと幸せだった。こればっかりは仕方ないな、と思った。
振り返ると、SERPENTSでの日々は、アツい瞬間だらけだ。
どうしたらAチームに上がれるかを練習後長時間議論し、キツい筋トレを共にこなしたきたりょーと同じタイミングでAに上がった時のLINE。
七尾くんとトリキに行った日、あのポンコツだった七尾くんが苦しみながらもチームのことをどれだけ考えているかに触れた時。
あれほど頑固だったかのう君が地道にフィジカル強化に勤しみ、右手でゴールを決めた時。
牛丼並が食べきれずに絶望していたないしゅーが、今や85kgのベンチを挙げていること。
どこかふわふわしていたのあさんが尋常じゃなく頼れるMG長になっていること。
Aでボコボコにされながらも、上手く行った時に先輩が盛り上がってくれた時。
ウィンター、あすなろで負けた日体にBリーグでリベンジしてみんなで喜びを分かち合った時。
などなど、あげればキリがないほどに。
怪我してすぐは、プレーできない自分が受け入れられなかった。部活を辞める事も何度も考えた。
でも、やっぱり、たとえ自分がプレー出来なかったとしても、この団体の一員として日本一に貢献したいと思った。
それが自分の大学生活をかけて成し遂げたいことだと強く思った。
そう思えたのはきっと、こんなに不器用で熱い団体は他にないと思ったから。
これまでたくさんのアツい瞬間を作ってくれた、みんなのおかげです。
遠回りをして入部し、また遠回りをしてしまったけれど、ここで最後まで、魂を燃やし続けて行きたい。
今はコーチとして、非常に未熟者な自分ですが、去年超えたくて仕方なかったけいご君とそら君を、来年頼もしい後輩達に超えてもらえることを目指して、俊也さんと曽我さんと共に頑張ります。
次は、SERPENTSの不器用代表、こば君です。彼のラクロスへの情熱は凄まじいです。ツンデレな彼ですが、最近は後輩に絡まれる事が増えて嬉しそうです。
