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2025

プライド MF 鈴木康太

ブログには大きな力がある。

 

前シーズンの苦しい時に、何度その言葉から力をもらったかわからない。

 

個人的に好きなのは、24慶應の落合さん、23一橋の航大さん、そして我らが森さんと町さんのブログだ。

ラクロスをする本質、エースのメンタリティ、主将という存在について、これら以上に深く、心に刺さるブログはないと思う。

 

こういう人に力を与えられるブログを書けるような「かっこいい」人間になりたい。

 

 

申し遅れました。

一橋が誇るマスコットキャラクター木田から回ってきました、今シーズン副オフェンスリーダーを務めます新3年OFの鈴木康太です。



 

さあ決起ブログの締め、今回は「プライド」というテーマで書きたいと思います。

 

「学生スポーツはメンタルゲーである。」と町さんが言っていた。

 

まだラクロスを始めてから2年たってないラクロス人生で、その真実性を痛いほど分からされている。

 

U20選考会で落選した時、最強決定戦の明学戦、リーグ戦の立教戦、慶應戦で何もできなかった時は、実力以前にメンタルで負けていた。なんとか自分なら活躍できると奮い立たせていたが、心の底では自分を信じきれていなかった。

 

反対に、サマーで12点取って得点王になった時、リーグ戦の法政戦で1on1負ける気がしなかった時、ユース選考会で選ばれた時は、「俺が一番うまい」という傲慢なまでの自信があった。その結果、本来の実力以上のパフォーマンスが出すことができた。

 

 

では、どうやったら自信を持てるのだろうか。

 

まず、自信には、根拠のある自信と根拠のない自信がある。

 

根拠のある自信は、リーグ戦、練習試合で点を取ることで大きく積み上げ、日々の練習や壁当てで少しずつ積み上げていくことで持てるようになる。


もちろん、この根拠のある自信の積み重ねは不可欠だ。


だが、勝負の土壇場で勝負を分けるのはこれではない。試合の終盤、どうしても一点が欲しい決定的な局面。この究極のプレッシャー下で1on1をかけて、シュートを振り抜くことができるかどうかは、根拠のない自信にかかっている。


問題は、その根拠のない自信をどうやって持つか。それは、自分を信じ抜くという意志であり、誰にも負けたくないという「プライド」を持つことだと思う。


勝負の世界では当たり前かもしれないこのことは、実際には思っている以上に困難なことである。


多くの選手が、入部したての頃は無知ゆえか、持っていたであろうプライドが、練習や試合で多くの敗北を経験をすることで砕かれていき、いつしか自分はこの程度の選手だと限界を決め、勝手に自分に蓋をしてしまっているのではないだろうか。


一橋で日本代表になるような突き抜けた選手が生まれない理由の一つは、斜に構えており、良い意味で盲目的に自分を信じきることができないところにあると思う。


かくいう自分も、つい最近まで現状に甘んじようとしていた。ユースに選ばれて、一橋で1stセットで出ている自分に概ね満足してしまっていた。しかし、先日、航大さんと話した時、エースの持つプライドに圧倒された。これがエースなのかと思い知らされると同時に、甘ったれていた自分を叩き起こされたような気がした。その衝撃の中で、自分がいつしか持たなくなっていた「プライド」を思い出し、その日から、自分がエゴイストになると心に刻んだ。


 

非常に自己満なブログになってしまいましたが、最後に、今シーズンの抱負を言って終わろうと思います。

 

これが今シーズンの決意であり、俺のプライドです。


俺が、誰よりも点取ります。

 

俺が、エースです。


OBOGの皆様、3番のゴールにご期待ください。

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