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2023

『チャレンジ・挑戦・チャレンジ』4年 関遼平

引退ブログトップバッターに抜擢された関遼平です。

 

まず初めに、保護者・OBOGを始め応援してくださっている皆様に、日頃のご支援と応援につきまして感謝申し上げます。

 

今回のブログでは選手として重要だと感じたことについて書きます。当たり前すぎることを書きますが、よろしければ読んでみてください。

 

「チャレンジ・挑戦・チャレンジ」という言葉が23Serpentsの初期に流行っていた。脳筋みたいなことは嫌いだが、実は就活でも何度か使うほど自分の中ではしっくりきた言葉だった。目標を持ち、たくさんのことに挑戦し、上達するということは当たり前だが、意外と4年間通してこの意識を持ち続けることは大変なことだと思う。週5回練習に行き、筋トレし、壁当てに行くだけで大変で、最低限こなすことで満足してしまう時期もある。ミスを恐れ、無難なことばかりしてしまった時期もある。


まずは、目標も持たず、最低限のことをこなし、全く成長しなかった、関遼平の暗黒期エピソードを紹介したいと思います。

その時は大学3年生の5月あたり、66で一球交代制度が導入された頃だった。死ぬほど嫌いな制度だった。それまでは意外と順調に成長していた。やりたいことも多く、毎日上手くなりたいと思い、多くのことにチャレンジしていた。バイキングスとの合同練で井口さんに褒められ、イケイケの時期もあった。しかし、5月あたりからは、練習に参加するだけで満足していた。周りの様子を人一倍気にするインキャのため、自分の小さなミス一つがオフェンス・ディフェンスの全員に迷惑をかけることが恐怖でしかなかった。そのため、それまで自信のあった11も得意なワンパターンしかやれず、キャッチミスを恐れ絶対向いてないクリースマンを目指し始めていた。練習では、「ミスをしないこと」を無意識的に目標にし、プレーが消極的になった。動画反省も見るのが嫌で、壁当ても楽しくなくとりあえず行っていた。それが続き、死ぬほど下手になった。同期と去年のリーグ戦の話になるとなんとなく気まずくなるぐらい下手になった。

 

この暗黒期から学んだことが2つある。

1つ目は、「日々成長する本人の意識の大切さ」。一つ一つのメニューで、意識することがなければ意味がない。66でも11でも、最初のノートルダム練でも、目的意識がなければ練習時間がすぎるだけ。余談だが、合同練期で全く新しい目標を持たずに同じことをずっとやろうとしていた加納が嫌いになったのはこれが大きな理由。正規練以外の自主練や筋トレも同じことが言えると思う。皆が行っているからとりあえず壁に行くとかは意味ないと思う。練習でこういうパスをしたいからそれを練習する所が壁だと思う。ここでも明確な目標を持ち、日々成長することが大切だと思う。うまくなりたい人は目標を持っているし、目標を持てばうまくなると思っている。

 

2つ目は「積極的なミスをするべき」ということである。多朗と佐伯あたりの、ミスした瞬間の口癖が「ごめんなさい」の人には当てはまると思うが、全てのミスが悪ではないということを覚えておいて欲しい。3年の時の自分は、「ミス=悪」という認識でやっていたため、チームに求められていない無難なプレーばかりし、逆に迷惑をかけていた。多朗で言えばクリースで良い動きをして外すこと、佐伯で言えば自分でボールをもらってスカセーされることは、チームとして求められることであり、ミスが続いたとしてもチャレンジし続けて欲しい。航大のことはあまり好きではないが、いくらスカセーされても一回も謝らないのは見習うべき所だと思う。航大さんが体現している通りに、うまくなるためのミス、自分がやるべきことから生まれたミスは良いことある。

 

ここらへんで僕の稚拙な文章を終えようと思います。実は年初めのブログでも同じようなことを書いたのですが、大事なことだから2回書きました。「チャレンジ・挑戦・チャレンジ」を是非また流行らせてください。

 

次は関原です。彼のなにがすごいのか一ミリも分かりませんが、世間的には評価されているそうです。彼の持ち前の図々しさで世界を変えてくれるでしょう。

 

#8 AT関遼平


WRITER:関遼平
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