フィジ強スタンシューニキ貴仁から回ってきました。
夏頃私が彼にアシストしたボールを彼がなかなかショットしてくれなかった時はどうしようかと思いましたが、今は無事に決め切って幸せそうで何よりです。
まず初めに、平素よりSERPENTSにかかわってくださる皆様にこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。
新3年MGの酒井実生と申します。
一橋大学は昨シーズン、ブロック4位という結果で他大学に先駆けて代替わりを迎えました。個人的には、もう上級生としての立場になったことに月日の流れの早さを感じ、身の引き締まる思いです。せっかくシーズン決起ブログという場を頂けたので、今感じていることを素直に綴ってみようと思います。
25シーズン、「あっという間に終わってしまったな」というのが正直な感想でした。
Aチームのリーグ戦で直接的にベンチに関わることはなかったものの、なかなか勝てず涙を飲む先輩方の姿を応援席から見てきました。 2敗2分という絶望的状況の中迎えたリーグ戦最終節、日体戦で勝利をおさめ、入れ替え戦に進むことを辛うじて回避できたことに心の底からほっとしました。
先輩MGが「勝利に貢献する」方法を模索し続けている一方、2年生の私は、1年次のようなサマーという明確な目標はなく、Bリーグでの同期の活躍は嬉しかったものの、自分がなにか大きく目標に向かって頑張れた感触はあまり得られないままでした。
昨年の春、MG長面談で真依さんに
「みおは大してミスもしないけれど目立ったこともしないよね」と言われて、確かにそうだな、と妙に納得してしまったことを覚えています。MG業務を始めて1年、いつのまにか日々の練習を「こなす」ようになっていたことを見透かされた気がしました。比較的人数の多いMG組織の中の一員として、なぜ自分はこの部活を続けているのか？という問いと向き合った時期でもありました。
その時に見つけなければ、と決意した自身の存在意義というものにまだ答えは出ていません。
私が生み出せる意義とは何か？
その答えを模索し、今年度私はAチームの渉外に立候補しました。
対内的にはSCのさかほさんを始めとするプレイヤーの意向を汲み取った試合・合同練習を組み、情報伝達を円滑にして運営上の摩擦を減らすこと。
対外的には「一橋大学男子ラクロス部」の代表として、顔の見えない間柄であっても信頼感・納得感を持ってもらえるやり取りをすること。
そしてなるべく齟齬がないようにこの両者の橋渡しを行うこと。
グラウンド状況や先々の予定、そしてBCチームや他大学の状況把握も必要であり思うようにいかないことも多いですが、その分やりがいもある仕事だと思います。
そして難しいのは、私の役割はあくまでも橋渡し役であり、この両者間の摩擦を減らすことに留まるという点です。円滑な運営のためには、私の解釈で判断を下すのではなく、対話を通じてお互いの要望を正確に理解し、受け入れる必要があります。したがって、これを読んでいる部内の皆さんは、何か要望があれば気軽に伝えてほしいなと思います。(渉外関連のことに留まらず)
そしてもしこれを読んでくださっている他大学のラクロス部の方がいましたら、今後とも一橋大学をよろしくお願い致します！
しかし、当然のことですが役職だけに囚われるのは間違いだと思います。「渉外」という役職から得られる存在意義はあくまで役職に付随している価値であり、私個人としての意義ではないからです。
日々の練習運営、試合のベンチワーク、審判技術の向上、新歓などなど、、
全員に同じように機会が与えられることをいかに自分の武器に出来るかは各々の存在意義の基盤となると思います。そして、ここまで存在意義を見つけることをあたかも目的のように語ってしまいましたが、それはそれぞれがSERPENTSに全力で向き合った結果、自ずと得られるものだと認識しています。
そう考えると、これから私がSERPENTSに与えることのできる影響力の大きさを痛感するとともに、チャンスを頂いているなとも思います。
先輩に怒られなければいい、ミスをしなければいいという消極的な考えは去年までに置いてきて、今年度は組織、チームをより良い方向にするために今自分にできることは何か？を考え続けたいと思います。今シーズンのMG組織は前年度に比べて人数は減りましたが、その分縦横の繋がりも強いからこそ、全員で高めあう組織になっていきたいです。
長くなってしまいましたがもう1点だけ、
最近、他大学の入れ替え戦を見て、1部の舞台で戦えることは当たり前ではないと痛感しました。
また、様々な大学の引退ブログを読んで多様な立場からの"後悔"に触れた時、
引退する4年生の先輩から「まだ2年もSERPENTSにいられるのが羨ましい」と言われた時、
ふとした瞬間に、目標に向かって頑張る土俵があるこの環境は当たり前ではないと言うことを感じます。
まだ2年の時間がありますが、SERPENTSで過ごせる時間は貴重な時間だということを再認識し、まずは今シーズン、悔いのないよう全力投球していきたいです。
次はしゅうごです！
彼は1年次から独特の不憫キャラを貫いていますが、ちゃんと話してみるととってもいいやつです。彼の自主練のストーリーを見かけるとおもわずいいねを押してしてしまいます。。
そんな彼が書くブログを読めるのが楽しみです！
