みなさんこんにちは!4年FOの渡邉です。
開幕戦まであとわずか!
シーズンが始まって約半年、リーグ戦を直前に控えたこのタイミングで再び、幹部対談を行いました!
今回は、前回の6人に加え、SCの鶴巻優樹(4年DF#47)を交えた7人でお送りします。
幹部陣の溢れる思いは一つにまとまり切らないので、数回に分けてお送りします。
今回は「この半年で変わったか?」というテーマです。
≪対談メンバー≫
写真右前:松居朱音(4年MG長)
写真右中:石川稜(4年主将AT#7)
写真右奥:川添喬史(4年副将DF#42)
写真左奥:野村苑香(4年STF長)
写真左中手前:鶴巻優樹(4年SC DF#47)
写真左中奥:寺尾友哉(4年副将AT#1)
写真左前:酒谷若奈(4年TR長)
聞き手:3年MG蕏塚さやか
カメラマン:渡邉敬大(4年FO#39 聞き手)
それでは、お楽しみください!
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≫この半年で部員は変わった?
寺尾「なべけいが運営班の活動に自分から参加するようになったことに感動してるわ。」
(なべけい:渡邉敬大4年FO。聞き手。)
川添「お前ほんとしょうもなかったよな(笑)」
鶴巻「遅刻も減ったよね。」
鶴巻「粉川とか仁礼も変わったよね」
(粉川:4年DF #2粉川聡一郎,仁礼:4年MF #11芳賀仁礼)
松居「仁礼は変わったよー!!」
川添「丸くなったよね」
石川「赤坂去年はランメニュー一回も走ってないレベルだったけど、今年は頑張っているよね。」
(赤坂:3年AT #9赤坂淳之介)
川添「おれら自身はどう?変わった?おれはすごく悩んだ。自分の個性は変わるべき部分か軸として持つ部分、どっちなのか。」
松居「この半年ずっと悩んでたよね。」
寺尾「変わってないけどね、結局吠えるところは吠えてるし。」
一同「「それは変わらなくていいところだよ。」」
寺尾「たしかに、何かを変えなくちゃいけない、という焦りはある。」
川添「最上級生として、幹部としてのふるまいを考えると吠えるべきか、って悩んでた。」
寺尾「おれもシーズン当初はやみくもに下級生を注意しないようにしてた。」
川添「俺は逆で、今は下級生の自由な雰囲気を壊さないようにあまり言わないようにしてる。」
酒谷「シーズン当初は、4年生に言ってから下級生に姿勢で見せる、って言ってたよね?」
川添「結局、3年生はノビノビしたいだろうし、4年生がそうさせるべき。今の3年生は声出せって言って出すメンバーじゃないけど、盛り上げるところは盛り上げる。あいつらの盛り上げたいところを考えて、それに合わせた声を出すようになった。怒るところは怒るけど。」
石川「おれはやりたいようにやってきたなあ。去年と同じ感じ。」
川添「変わってほしい人は変わってくれた。」
酒谷「2TRが成長した!」
一同拍手。
酒谷「『こうしたほうがいいと思う』みたいな発信をたくさんしてくれるようになった。」
松居「私もそれは思う。その姿よく見る。」
酒谷「上になるとどうしても組織運営に関して思考停止しちゃうことも多い。下から見たら無駄に見える部分もあって、そこを気付いて、さらに今まで言わなかったのに言ってくれるようになった。」
松居「そうそう。」
酒谷「2年生になって、Cチームの怪我人担当と1TRの育成担当という役割を持ったことで成長した。当事者意識を早いうちから持たせることが大切だなって感じた。」
松居「2MGも変わってくれた。2年生って、一年間を通してチームを知って、徐々に変わっていくところだと思う。」
鶴巻「最近みんな活き活きしている気がする。3年生とか自由にやれるようになってきた。」
石川「最近めっちゃ楽しくなってきたよね。」
寺尾「もともとあいつら自由だったけどな(笑)」
鶴巻「最初は悪い意味で自由だったけど、最近はいい方向に向かってる。」
石川「仲間内で盛り上がってるだけだったけど、最近はチームを巻き込んで盛り上げてくれる。」
酒谷「Bもそんな感じ。2年生がチームに入り込めるようになってきている。」
石川「石黒とかウェイウェイしだしたよね(笑) なべけいもそうだし。」
(石黒:3年MF #77石黒大地)
川添「水を差すようだけど、俺は違うと思う。たしかにいい雰囲気になってきてはいるけど、変わるべき部分はまだまだある。」
石川「その部分をネタにしてしまってる。『またやってるよ~(笑)』みたいに。本来ならそこは指摘すべき。」
川添「そう、そうしちゃうからよくない。」
野村「私も、合宿で久しぶりに練習に参加して、この雰囲気を続ける部分と変える部分があると思った。良いプレーに対して楽しく盛り上がるのは大事。でも本当に日本一に向けてやってるの?って感じるときもある。」
川添「今日(8/8)の練習でも、アップに締まりが無くて『本当に日本一目指してるの?』って思った。3年生とかずっとしゃべってるし。」
野村「良いときと悪いときとあるんだけど、そこをわきまえてほしいよね。」
石川「メリハリが足りないよな。」
川添「ただそこが3年生の良さではあるから難しいんだけどね。のびのびやらせてあげたいけどな…。」
鶴巻「しゃべってるのを理由にアップの質が下がってしまうと問題だよね。楽しんでいるのが悪い方向に向かってしまう。」
酒谷「やることはしっかりやってほしい。」
川添「やることやったうえで楽しんでほしいよな。」
寺尾「ん?何の話してたっけ?(笑)」
野村「良かったところはどこへ…(笑)」
寺尾「でも、現状維持に満足してないってことで良いことなんじゃない?よかったところがたくさん出てしまっても、それは現状に甘えちゃってるってことで。」
酒谷「なんかごめん…(笑)」
寺尾「いいんだよ、よかったところはしっかり褒めて、また上を目指して行けば。」
松居「でもAチームの雰囲気はもっと良くなると思うな。」
酒谷「締めるところ締めないとダメだね。」
松居「メリハリもっとつけられると思う。もっとチーム全体でグッと盛り上がるようにしたい。」
≫(前回の対談で)2年生の元気がない、と言っていましたが?」
酒谷「Bチームのメンバーは1年生が入ってから良くなった!ランメニューとか。」
石川「当初はラクロスも上手くいってなかったからね。」
酒谷「武蔵戦くらいから雰囲気が良くなった。」
(武蔵戦:Bリーグ第2戦。10-4でB勝利。)
石川「チーム状態とラクロスの出来はかなり関与している。上手く行かないときはどうしようともがき続けるから苦しい。Aチームも6〜7月あたりは特に苦しかった。」
鶴巻「6月末あたりは特に。」
酒谷「低迷期あったよね。」
石川「その中でお互いに考え抜くしぶつかり合う。そこで上手く行くと、一気に楽しくなってくる。」
鶴巻「今上がってるよね。DF的にはストレスたまるけど(笑)」
松居「Bも確かに上がってる。」
鶴巻「『求め合え』というスローガンのおかげで、下級生が上に対してしっかり意見してくれるようになった。」
石川「3年生とかめっちゃ言ってくるようになった。」
≫前回の対談では「気づいたら開幕」とならないよう半年間を過ごしたいと言っていましたが?
石川「6月の練習試合終わった後に『もう6月終わるのか…』と焦った。」
寺尾「遠い昔のように感じるわ。」
鶴巻「この1か月間すごく長かった。濃密だった気がする。」
石川「負けることが大切って気づいた。」
鶴巻「商東戦で勝ってしまったからね。」
(商東戦:毎年5月ごろ開催する一橋大と東京大の定期戦。今年は5-4で勝利。)
寺尾「変に勝ってしまったよね。内容は良くなかったのに慢心してしまった。」
川添「早稲田との違いはそこだと思う。そういう状況の中でも勝つ術を知っている。」
石川「この前歴代の主将で会食したんだけど、小國さんの頃の早稲田はシーズン当初へなちょこチームだったし開幕戦で倒したけど、その年は早稲田が日本一になったらしい。おれらは今その過渡期にあるのかもしれない。」
野村「勝つべくして勝った試合が今シーズンない気がする。」
鶴巻「満足いく勝利をしてないよね。」
石川「去年も成蹊との練習試合以外勝ってなかった。」
寺尾「3Qで4-4だけど、最後に大量得点したよね。」
石川「今オフェンスはよくなってきてる気がする。何かを見つけたと思う。でもそれをアピールする場もなく開幕戦を迎えようとしている。」
鶴巻「それは不安だね。」
寺尾「いいんじゃね?そのほうが楽しいじゃん!」
石川「そのほうがワクワクするよね。」
川添「開幕戦めっちゃ重要だね。」
6月に続いた試合で思うような結果が出ないなか、チームの中で発信や議論が少ないと気づき「求め合え」の難しさを感じた主将。
石川「『求め合え』が、チームに浸透しないのはなんでだろうと考えたときに…
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はい、今回はここまで!
SERPENTSを司る幹部7人の対談、ヒートアップしました。実はここまで、約3000字。これでも、まだ半分なんです。熱い想いは止まりませんでした。
この続きは明日公開しますので、ぜひお楽しみに!
(文責:4年 渡邉敬大)