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2019

『ひねくれもの』福永遥斗

第2戦vs立教大学まであと1日。

4年生のブログ第14回はAT#15福永遥斗です。

最後までぜひご覧ください。


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自分はひねくれていた


基本的に自分さえ良ければ満足する人間だった


逆に自分が満足できてない時はどうでもいいと思う性格だった


ラクロスを始めたのもチームで日本一とかそんなのはどうでもよくて


ただカッコよくなりたかっただけ



そんなダサい自分はサマーにはβとして出場し、βが予選一回戦で負ける中αが3位まで勝ち進む姿を見て、「どうでもいい」と思っていた。

ウィンターにて病院から抜け出して見た優勝もどこか他人事、ほぼ怪我でプレーできなかった2年のBリーグでfinal4が決まった時も嬉しくなかったし、負けた時も悔しくはなかった。



なんで自分はチームスポーツをやってるんだろう、そう思った時も多かった。

自分の結果だけで満足できるなら個人スポーツをやれば良かったのに、そう何度も思った。



そんなことを思いながら3年になり気が付いたらB主将になっていた。

そんな自分がB主将になったせいかBチームはとにかく負けまくった。ただ負けても自分さえ点を入れてればそれで満足していた。チームのこと、みんなのことを考えるふりだけしてた。正直どうでもいいやと思いながら。



8月になりリーグ戦が開幕し、一部の同期がリーグ戦で活躍し始めた。

迎えた第2戦の武蔵。一橋は負けた。

誰しもが勝つとに思ってた試合。負けた瞬間悔しかったが別に「あー負けたか」程度の気持ちだった。


負けた後ベンチから帰ってくる赤坂*1と会いドンマイと肩を叩いた時、「負けてごめん」と言われた。


その時いつから自分は一緒の時期にラクロスを始めた奴から「ごめん」と謝られる側になったのだろうか、悔しくてしょうがなかった。

そして同時にチームを代表してみんなの思いを背負って「ごめん」と言える赤坂が羨ましかった。


(*1 4年AT#9赤坂淳之介。19SERPENTSのOFリーダーを務め、先日の武蔵戦では2得点を挙げるなど、チームのOFの中核を担う。)



それから少しずつチームを意識するようになった。


自分の中では大きな変化だったかもしれない。


4年になりチームを代表とするAチームに入った。


今まで支えてくれた両親、入りたくてもAに入れなかった同期、応援してくれる後輩や地元の方々。常に自分達は誰かの思いを背負いながら戦っている。

自分さえよければいいそんな考えはもうなくなった。

誰かのために戦う、そんな今の自分を4年前の自分は想像もしなかっただろう。

自分を成長させてくれたこの団体、そして「みんな」のためにいざ日本一へ。



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