第2戦vs立教大学まであと2日。
4年生のブログ第13回はMG蕏塚さやかです。
最後までぜひご覧ください。
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ニホンイチノマネージャー
?????ナニソレ?????
正直、今まで勝ち負けにあんまりこだわりはなかった。
WINTERで優勝した時、すごく嬉しかったし、最高の瞬間だったのは間違いない。
でも、なんか、みんなが遠くて、みんなと一緒に笑ってるし最高の気分なんだけど、どこか、他人事だった。
「みんなと共に戦って勝った」からじゃなくて「みんなが笑ってて幸せそう」だから私も嬉しかった、幸せだった。
でも今は違う。
武蔵戦で勝った時、本当に心の底から嬉しかった。本当に嬉しくて、ナカジ*1がショット決めた時とか半泣きでビデオ撮ってた。
(*1 4年FOer#19中島拓海。昨年からリーグ戦にて活躍、増量計画を経て他大学にも負けないFOerとなった。)
それはきっと、今までと部活への想いが変わったから。
4年になってから色んなことを考えるようになった。実質的な仕事も増えた。
3年前の春、自分で選んだはずなのに。
無意識に全部「部活のせい」にするようになってた。
就活期、思うように準備「できない」ことを部活のせいにしていた私に、高校の恩師が言い放った。
「人生の大事な局面で努力もせずに、好きで選んだ部活を言い訳にするなんて論外だし、軽蔑する」
準備を「しなかった」私を、先生は見透かしていた。恥ずかしくなった。
====もう笑えないなんて 人嫌いなんて 言葉そう言わないで
見えない未来に起こる事 全てに意味があるから====
私が好きな歌の一部だ。
「全てに意味がある」
これは私の母も言っていた言葉だ。
色々うまくいかなくて、つい苛立って周りとコミュニケーションがうまく取れなくなった時。
全てを投げ出したくなった。
下を向くことが多くなった。
だが、友晴*2に誘われて始めたブログ企画を初めとして、色々な人と話す中で、いかに自分やTS組織の言動がチームにプラスにもマイナスにも働くかを思い知った。
「選手はプレーにただ集中してほしい。だから私があらゆる準備をしていたなぁ」
昨年、学生日本一に輝いた早稲田大学の元MG、江幡春香さんの言葉だ。
(*3 4年MF#17蔭山友晴。関東ユースに選出され、19SERPENTSのOFの中核を担う。)
心に突き刺さった。
私が今まで選手のためと思ってやってきたことは、本当に「選手の」ためなのか?
自分ができないことを、選手や環境のせいにしすぎてないか?
選手に求めすぎてないか?
「それは選手ができるじゃん」って、色々なことをお願いするのはもちろん悪いこととは言わない。でも選手はラクロスを上手くなって、ボールを奪ったり、点を決めたり、ゴールを守ることで勝つ。それが最大の使命だしそこに集中するべきだ。
それをこっちの都合で、他のことまで考えさせるなんて、そんなんだったら私たちはいない方がいい。
《ニホンイチノマネージャー》って一人一人違うと思う。今もはっきりとはわかんない。
でも、「選手がラクロスにただただ没頭できるようにすること」それがMGがいる存在意義だ、と私は思う。
そのために、とりあえずは残り半月。終わってから倒れたって構わない。下は向かない。
残りリーグ戦4試合も全て、大好きで最高なみんなで共に戦って勝利を喜び合いたい。
やるっきゃない。
4年MG 蕏塚さやか