ビーストことSC(戦術キャプテン)の慶士から回ってきました、髙橋です。よく窮屈そうにしながら、僕の小さい車の助手席に座っていたのが懐かしいです。
僕はMCというチームの運営活動を統括するという少し変わった立場でした。なので、MCとして感じたこと、学んだことを2つ残そうかなと思います。
1つ目は、「なんで?」を考えるって凄く大事だなってこと。2つ目は、組織は仕組みでは人は動かず、「想いや意図をしっかりと伝える」ことが凄く大事だってこと。
1つ目の、「なんで?」を考えることに関して。そもそもの目的や意義を考えるって凄く大切だと感じる1年でした。
今までは、意義や目的なんて特に考えることなく、より良い手段や方法ばかり考える人間でした。けど、今年は、運営班を改革しようとしたこともあり、「なんで?」、「目的・意義は何?」を非常に考えました。
いくらいいねと言われている広報の施策であったとしても、それが達成しようとしている目的に繋がっていなければ、意味がないです。それならラクロスだけしていた方がいいかもしれません。こんな考えもあり(主ではないが)「ゼロベース」という合言葉を掲げ、運営班を率いました。
振り返れば、4年間は、本当に限られた短い時間でした。だからこそ、そもそも論を考え、目的や意義のあることに注力していってほしいです。
また運営だけではなくて、ラクロスでも考えてほしいです。なぜこのメニューが行われているのか、なぜその立ち位置取ることが良しとされているのか。「なぜ?」を考えることは、非常に本質に近づけ、近道になると思います。
2つ目の、思いや意図を伝える大切さについて。
特に感じたのが、新歓の際、行ったライングループへの新入生集客です。最初は、皆の貢献度をスプレッドシートで管理するという「制度・仕組み」により、協力を得ようとしたけど、駄目でした。そこで、新歓の重要性なり、この施策の意図を意識して繰り返し伝えるようにしました。これの効果かはわからないけど、途中から協力してくれる人が非常に増えた気がします。
仕組みや制度は、それを考えた幹部にとっては非常に意味あるものです。しかし、その過程を知らない部員にとっては、ただの面倒なものだと思います。その思考プロセスや目標への想いが伝わってはじめて、協力を得ることが出来る、ということを学びました。
以上を踏まえて、後輩に伝えたいのは、2点。
1、【「なんで?」を考える】ことを大切に常に考えて、日々を過ごしてください。4年間は本当に短い。
2、【想いや意図を伝えること】を大切にしてください。そうすれば味方してくれる人が沢山いるはずです。
最後に、メッセージを残したい方は溢れるほどいますが、一部の方にこの場を借りてメッセージを残したいと思います。
同期
4年間、本当に有難う。あまり群れずに単独で行動することも多かった自分だけど、本当に皆のことが好きで、最高の4年間でした。皆がいたからめげずに頑張れました。社会人になっても仲良くしてください。来年も4年生の方たちは来年楽しもう。
後輩
運営活動中心に色々と振り回したり、酷使してしまったりして申し訳ない。でも、最後までついてきてくれてありがとう。来年、人数の関係等で運営難しいと思うけど、よく話し合い、全員で支え合ってください。困ったことあればサポートはいくらでもします。
両親
本当に4年間、そしてそれ以前に学生生活全般支えてくれてありがとう。本当に何も強制することなく、自由にやりたいことをやらせてくれたこと、心の底から感謝してます。普段、真剣な会話はしない感じの家庭で、直接言うのは照れるので、ここで言わせてもらいました。
トリを飾るのは、我らが主将優大です。彼は、熱意を周囲に伝播するパワーを持ちながらも、非常にユーモアがあり愛されるという最強人間です。1年生の時に週5で一緒に自主練しながら缶ジュースを飲んでいたのが懐かしいです。