Blog

ブログ更新情報


2024

『おきあがりこぼし』G 堀内浩孝

ひーたそ、こと戸丸から回ってきた堀内です。まさか最後のブログも戸丸から回ってくるとは運命的な何かを感じます。紹介文でウッキウッキになって、いじっているんでしょう。

彼への想いをもう少し書くのも良いですが、それは後回しにして本文に入ります。

さてテーマですが、無難なもので書こうとしたものの、しっくり来なかったので怪我との向き合い方をメインに書いてみようかなと思います。

23.24シーズンの2年間で合わせて1年以上、怪我でラクロスが出来なかった自分なりのブログにはなるのかなと思います。

見る人によっては「気合いが足りん!けしからん!」と感じるような内容ですが、それでもよければ見てください。



最初の怪我は三年の始まりたてで

「まずA入んぞ!」

みたいなモチベーションでやっていた時に骨折だった。


反省点としては本当に考えすぎた。

周りとの差、リハビリのもどかしさ、失う機会

考えて、考えて、考えたあげく、崩れて休部した。後悔しかない。ほとんど誰にも相談せずにその選択をとってしまった。当時の主将が七尾さんだったからギリ耐えた選択だった。


二回目の怪我はBで復帰して1ヶ月くらいしてからの骨折だった。一回目の怪我からグローブ変える工夫をしなかったせいで変な悔いは残った。この時は逆に何も考えず、淡々とリバビリ。そしたらいつの間にか終わってたし、シーズンを振り返れば最後にはリーグ戦のメンバーにまでは入れたから、良いシーズンだった。


最後の怪我は今シーズンの年末年始オフ明け

膝が変な鳴り方をして、立てなかった時は本当に嫌な予感がした。病院に行ったらやっぱり半月板を怪我していたし、病院の先生とは少し揉めた。そんな先生に杖をつかずに歩けって言われたから歩いた結果、膝が痛すぎて家の中で転けて、左肩を脱臼した時は本当に訳がわからなかった。


もう引退しようと思った。

意味がない。

膝や肩が再発するかもしれない。

復帰したところで後輩の出方は取るし、元々絶対的な選手でもないのに、そんな前の自分よりも下手。


沢山の人に相談して応援してもらったけど、色々なことを考えると情けなくて、厳しいなと思った。


最後に七大戦の明治学院戦を見て決めようと思った。そこでは同期が活躍して逆転。


それを見て思ったのは、アツい気持ちではなく、もうここには追いつけないし、居場所もないなっていうネガティブな気持ちだった。

だから「プレイヤーをやめる」ってLINEを森に送ろうとしたけど、どうしても送れなかった。送ろうとしたら泣いてしまって仕方がなかったから、続けることにした。


4月か5月には復帰できるかもって思ったけど全然上手くいかなかった。


でも決めたからにはやり切りたかったし、もし将来、似たような時期と怪我でリハビリに入ったやつが


「堀内でもどうにかなったんやから、俺でも出来る」


っていう風に思えたらやる意味があると思って、頑張れた。実際同期には怪我が理由でプレイヤーや部を辞めたやつが複数いる中で自分くらいは頑張らないと後ろの奴も諦めやすくなってしまう。そんな気がした。


でも弱気になることは沢山あった。例えばゴーリー復帰をした初日、たまたま会った他大の育成コーチに回った高校同期に

「今更やってどうするの?一緒にコーチしようぜ」

って言われた時とか。めちゃくちゃ悔しかった反面、本当にそうだよなと心の底から思う自分もいた。


それでも自分が復帰過程を進める中で応援してくれるプロトレーナーの方々、TR、プレイヤー陣がいてとても励みになった。本当にありがとうございます。


復帰自体は7ヶ月かけて8月に復帰。復帰したはいいものの自分は最後まで弱かった。復帰後初のBリーグは思い入れのある武蔵との試合。スタメンで起用してもらったのに上手くいかなかった。そこでまず実力的にやっぱダメなのかと思った。自分の努力を、色々な人から受け取ったものを台無しにしてしまった気がした。


次に引退試合になるかもしれないBリーグ東大戦前日、

「明日は膝も指も肩も気にせずに全力でやるぞ!」

とか思ってしまっていた。精神的にもダメなのかとビックリした。その時までビビってる自分に気付いてなかった。強いやつは怪我する怖さや痛みを無理やり無視できるのだろうけど、そうじゃないから無意識のうちに俺はビビり散らかしていた。

反面教師的なブログはダサいけど、気をつけて欲しいな。


結局その日の自主練中に亜脱臼をして2年間で骨折2回、半月板1回、脱臼1回、亜脱臼3回と散々だった。ただ、もっとラクロスをしたかった。でもそんなビビってる奴が本気で日本一を目指すチームでラクロスをする権利はないと思ったし、怪我もシンプルに怖かったから、プレイヤーではない形で貢献出来たらと思ってた。でもまつりょが「ほりさぁん、辞めちゃうのぉ〜。ラクロスしようよぉ〜」って言ってくれたから、じゃあやろうと思えた。ありがとね。

結局ラストイヤーは最後までリーグ戦には絡めなかった。怪我は防げたはずだから「悔しがる権利」はとうになく、こんな自分だけども後悔はない。(面識はありませんが22慶応Gの中西さんのブログ「愚直」からの引用です。努力を怠る気持ちが失せます。ぜひ読んでください。) 


最後に怪我は辛いです。

ラクロスが出来ない。

フィジカル的にも、場合によっては精神的にも体が前ほど動かなくなる。

周りとの差は開く。

知らない自分の弱さが沢山出てくる。

リハビリは楽じゃない。


でも、だからこそ向き合えばきっと何ががあるはず。それが何かは分からないけど、絶対無駄じゃない。そうじゃないとおかしいでしょ。


ここからは感謝ゾーンです。

書ききれないほど様々な人にお世話になったので、書ききれてない分もあると思いますが何卒宜しくお願いします。


先輩Gsの方々へ

今年はコーチとしても大変お世話になった丸尾さんをはじめとして、ゴーリー会や多方面で応援していただいた方々、技術はもちろん反省の仕方等など色々なことを教えてくださった細井さん、雄大さん遼さん豊さんにもグラウンド内外で沢山お世話になりました!もっと結果で恩返ししたかったです。今後とも何卒宜しくお願いします!

七尾さんは4年間の関わりですが、これといって言うことはないです。あざす!

両親へ

怪我を沢山して、心配をかけました。Bリーグでしたが自分の試合を観てもらえて本当に嬉しかったです。このまま頑張ります!


佐々木先生へ

読んでいらっしゃるか分かりませんが、感謝を言わせてください。中学野球部で万年ベンチ外だった自分が体育会に入ろうと思えたのは先生がラクロスを通じて色々なことを教えてくれたからです。感謝しきれません。先生の様な日本一のゴーリーにはなれませんでしたが、本当にありがとうございます。


先輩方

色々な人の言動から下級生として成長させてもらいました。特にBコーチの方々や一個上の先輩たちは言った本人も覚えていないだろうなと思う言葉でさえも思い出しては励みにしてました。ありがとうございます。


同期へ

わいがサマー主将や!覚えとけ!


後輩へ

今年から活躍してた人達へはもっと良いことを言ってる同期がいると思うので割愛します。頑張れ!そうじゃない、まだ活躍出来てない人たちは腐らないでね。出来ない言い訳とかやらない理由は探せば、一杯一杯出て来ると思うけど、そんなことは無視して頑張る理由を一つでも探してやり切って欲しい。ずっとずっと応援してます。



武者を受け入れてくださった他大学、社会人の方へ

悠里やりょうま、城太郎、りゅうのすけくんなど色々なGにお世話になりました。特に悠里の今年の活躍から奮い立つものがあったわ!渉外会楽しんでな!そして改めて練習機会をいただき、本当にありがとうございます!


木田、沓澤へ

4年としても、Cコーチとしても関わったけど心配で仕方がないです。特に木田、シャキッとして下さい。沓澤は技術的に教えることはほぼないです。来年スタメン目指して頑張れ。


山本へ

他大学のゴーリーもうまいけど、気張れ!ダル絡みたくさんしてごめんね。Bondsの武者譲った分、活躍してくれないと困ります。


岡田と郡司へ

俺を先輩だと思ってなさそうですが、一応先輩です。簡単なシーズンじゃなかったと思うけど本当によくやってるで。俺がもっとちゃんとしてれば、岡田は技術面に集中出来てただろうし、郡司に関してはちょこちょこ出方をとってしまったので迷惑かけてすまんというところもあるけど、マジで2人がいて楽しかったわ。来年は野次飛ばしにいくから試合に出といてね。どっちも根暗だから心配だけど来年仲良くやってな。


戸丸へ

感謝と申し訳なさで一杯です。始めて2日目なのにバカ止めたり、隠し事をしていたり、2年の時俺が失点しすぎて代わりに出たり、3年の時はぐずったり、今年はリーグ戦で期待に応え続けたり、色々な姿を側で見てました。色々感じることがあったからこそ、もっと一緒に出たかったし、今年こそもっと競りたかった。いつからか試合で失点しても戸丸であかんのなら仕方ないと思えるくらいリスペクト出来るGでした。本当にお疲れ。まぁ勤務地がどこであろうと最低年1は会えるやろうし、なにより結婚式が楽しみやなぁ



ここに書ききれないほど、様々な方にお世話になりました。

何度も挫折しかけた4年間でしたがダメなときに言葉で、頑張る姿で、励ましてくれた周りの人達のおかげでやり切れました。

本当にありがとうございます。



次はチナツさんです。

いじりすぎて、苦笑いをよくされています。サッカーでディフェンスだったからか、どんないじりをかけても、鉄壁の対応をしてくるので崩すことができません。僕にとってのセルヒオ・ラモス。ゴーリー会で会うの毎年楽しみにしてるね!


コメント
名前

内容


ひーたそ
2024-11-06 09:56:40

お前が1番かっこいいよ。