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2025

enjoy lacrosse MF 木名瀬瑛介

「enjoy lacrosse」



麻布の片岡鶴太郎、駿茶のボケナス、一橋のデンジャーニキこと郡司から回ってきました。4年MFの木名瀬瑛介です。彼には毎週勉強を教えてもらい、格の違いを分からされていました。

引退してからもC練に行っててホントすごいです。彼は4つも離れた歳の1年生にも格の違いを見せつけているのでしょうか。


まずはじめに、平素より一橋大学男子ラクロス部の活動に多大なるご支援・ご声援を賜りました保護者の皆様、OB・OGの皆様、誠にありがとうございました。来年以降も、日本一をめざずSERPENTSに変わらぬご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。


さて、ついに僕も引退ブログを書く時が来てしまいました。引退してもう1ヶ月近くたつのですが、まだ就活まみれの引退ライフがしっくりきておらず、気分転換にジムに行く時もクロスを片手に家を出てしまいそうになります。


SERPENTSのブログに関わらず、引退ブログを遡ってはこの人はこういう4年間を過ごしていたのかと先輩方に感情移入し、関わったことのない先輩でもその人の人となりを知るのが好きだったので、僕もできるだけ4年間を振り返りながらちゃんと書こうと思います。多分長いです。

以下、自語りと内輪に満ちたダラダラとした内容となっております。色々な人への感謝は最後の方に書いてありますので、飛ばしたい人はぜひそちらを見てください。



1年生の入部したての頃、町田と寧に「遅刻で授業抜けは謝罪動画送んなきゃ行けないらしーよ」と唆され、まんまとCグルで1分半の遅刻の謝罪動画を送るというグロすぎるスタートダッシュを切った私は、毎日やれることが増えていくラクロスという新しい競技に魅了され、生活のほとんどをラクロスに費やし、ラクロスにのめりこんでいました。

しかし、174cm52kgという絶望的なフィジカルで入部した僕は、入部1ヶ月ももたずに膝を怪我し、2ヶ月近くアウター生活を送りました。

正規練ではみるみる上手くなっていく同期の姿を横目に鬼のフォーム修正祭りを1人で開催していました。オフ返上でA練にもリハビリに行って5日間ずっとハーキーの修正でとまっていた地獄は今でも忘れられません。

しかし、この時期は誰よりも自主練していた自信があります。今は亡き国住であった岡ちゃんと、町田の3人でシュー練や壁当てを狂ったようにしていました。岡ちゃんと夜の10時くらいから壁あてし続けて気がついたら朝日を拝んでいた日も何度かありました。普通に体調崩すからやらないことをおすすめします。

ですがそんな事も苦ではないくらいにラクロスに夢中で楽しんでおり、みんなに追いつくためにとにかくがむしゃらに練習していました。


そんな見境ない努力が実ったのか、復帰した直後のサマーでは少ないですが出方を貰い、練習していた形で人生初ゴールを決めることが出来ました。ゴールを決めた瞬間と慶應に勝った瞬間の高揚感は今でも覚えています。ラクロスがやめられなくなるには十分な経験を早い段階でできたことが僕たちの代の退部者が少なかった一つの要因かなとも思います。

ウィンターでもチームは準優勝という成績を残しましたが、それはほぼ町田と寧とDF陣のおかげで、自分自身はサマーからウィンターまでこれといった成長することはできずに、シーズンを終えました。




年が明け、2年の合同練の初日に足首の靭帯を2か所部分断裂し、またもやアウター村に帰村しました。同期がAチームに食い込んでいく中、当然僕はBチームでシーズンを過ごしました。

長らくアウター村の村長であったけいしょうも僕がアウトしている時期に巣立って行き、寂しかったですが、当時あこがれていた22慶應の入谷さんのプレーの動画を見漁り、ラクロスへのモチベをどうにかして保ちました。


復帰してからは純粋にラクロスを楽しみました。

俊哉さんや曽我さんという寛大なコーチの方々のおかげでのびのびやりたいことをやらせてもらえていました。みんなも言っていましたが、この頃が1番ラクロスを楽しめていたような気がします。

毎日の練習でやりたいことができ、失敗を恐れる必要もないという環境は本当に貴重で、僕自身できることが目でわかるように増え、試合で点を決めれるようになっていき、「上手くなった」といわれることが増え、本当にラクロスが楽しかったです。


しかし、またここでも怪我に悩まされてしまいました。当時3部だった東京経済大学に負け、のんくんの後十字靭帯が消失した「あの」試合直後の練習(松村の膝記念日)で、足首の怪我が再発し、再度長期アウトに入りました。この時は期待してくれていた俊哉さんや曽我さん、ラクロスを親身になって教えてくれていた川崎さんにただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

結果リハビリに2か月ほどかかり、復帰して出れたBリーグでもまったくいい結果を残すことができず、チームはBリーグFINAL4に進むことができましたが、僕自身は勝利に貢献することができず、期待して使ってくれていた俊哉さん曽我さんへの申し訳なさと怪我への後悔が残るシーズンになってしまいました。


3年生は、2年生で味わった悔しさをどうすることもできないままシーズンインしましたが、3年生になってすぐの評価練で運良くAチームに入れ、高いレベルで練習することができるようになりました。が、思っていたよりもAチームとBチームの壁は厚く、11は全く勝てないしクロワミスを繰り返すしでいつBに落とされるかビクビクしていました。そんな中でするラクロスは楽しくなかったし、Aで成長したい、ラクロス楽しみたいと思い、苦手で逃げてきた11に真剣に取り組みました。ここが僕の転機だったと思います


本当にいろいろ試しました。フィジカルキャラでもないのにゴリゴリ11をしてみたり、アジリティないのにロールについて研究してみたり、インバートをやってみたり、時には反則スレスレ(というか反則)の11をしたり。とにかく必死でうまくなるための努力をしました。B試合→A試合のハシゴをしたり、オフの日にB練にも行き、PDCAを回しました。体はきつかったですが、自分が成長している実感があり不思議と楽しかったです。当時のAのssdmやあほみたいに上11強かったそらさんには特にお世話になりました。挑むたびにボコボコにされ、今度はどんな11をしようか考え、試行錯誤できたおかげで少しずつ11で勝てるようになり、自分の得意な11の形を見つけ、それを自分の物にして個人として大きく成長できました。 僕のプレースタイルはこの時にある程度固まったものだと思います。

自分のプレースタイルを確立し、Aチームにも定着できたおかげで、最強決定戦やFINAL4の景色もベンチから見ることができ、出場できるとは思っていなかったリーグ戦も幻の11人目として初出場が叶ったので、自分としては充実したシーズンを送ることができたと思います。


迎えたラストシーズン、リーグ戦で活躍し、チームの勝利に貢献すると意気込んでスタートしました。六大戦くらいまでは自分はそこそこうまくいっていたように思えます。点もそこそこ決めることが出来、ファーストセットとしてチームが勝つ為に必死にプレーしていました。


しかし、リーグ戦が近づくにつれて伸び悩んでいる自分や上手くいかないチーム状況に対して焦りが募るようになり、練習試合や66でもミスをしないように消極的なプレーをしがちになってしまっていました。これが本当に自分の良さを消してしまっていたと思います。ラクロスを楽しむなんていう気持ちは全くなく、ただ自分がミスらずにチームで点が取れれば良い。良いオフェンスをするために自分は自分の役割を果たせば良い。自分の得意なことだけをやれば良いと機械的にラクロスをするようになってしまいました。チームに得点という形でプラスを生まなければならないOFとしては、いかにマイナスを生まないかを考えてプレーすることはほぼOFとして価値がないも同然です。試合で11をかける回数もシュートを打つ回数も減り、僕よりも他の後輩の方がOFとして価値があることは誰が見ても明らかだったと思います。


そして案の定リーグ戦1週間前にファーストセットから落ちました。頭では分かっていましたが、実際にそれをつきつけられた時の絶望は忘れたくても忘れられません。


自分は責任も軽く、個人にフォーカスすることを許された立場であったのに、伸び悩み、後輩に追い抜かれる事の情けなさ。


下手くそだった自分がリーグ戦で活躍すれば後輩や今もがいている人たちに夢や希望や感動を与えられると思っていた。それがもう達成できないのでは無いかというやりきれなさ。


期待してくれていた先輩や、今までお世話になった人たち、支えてくれていた人たち、そして何よりチームのことを考え、今シーズンのOFを引っ張って来てくれていた町田、佐伯、寧への申し訳なさ。


色々な感情がごちゃ混ぜになって自分への自己嫌悪ばかり募り、なかなか切り替えられないままリーグ戦を戦っていました。考えれば考えるほど暗く、明かりの見えない未来をどうにか良いものにするために、ただひたすら練習→自主練→ミーティングを繰り返す日々はどう考えても4年間で一番つらい期間でした。




だからこそ立教戦での1点と日体戦での勝利は涙が出るほどうれしかったです。





自分の、自分たちの今シーズンを肯定するわけではありません。この先の人生のために、この先のSERPENTSのためにこの一年は「失敗」と位置付けなければならない。




だけどあの1点、あの1勝がなければ4年間を意味のあるものにすらできなかった。




どんな形であれ苦しい中でもぎ取った1点、1勝がこんなにも自分たちに意味を与えてくれるのかということを実感したシーズンでした。


ざっと4年間を振り返るとこんな感じです。


ここからは後輩に伝えたいことを少しだけ書きます。

何かを伝えるときって「成功」か「失敗」のどちらかから得たことを伝えると思いますが、僕は圧倒的に「失敗」から伝えることの方が多いです。誰が言ってんだって感じだと思いますが、反面教師にするなりして活用していただけると嬉しいです。


①怪我を防ごう

今怪我に悩んでいる人向けです。どんなにうまくてもどんなにセンスがあるプレーヤーでも怪我してしまったらチームに貢献できません。アウターは正真正銘チームのお荷物です。僕も下級生のころは怪我ばかりして全くチームに貢献できていなかったし、リハビリ生活ばかりでつまんないな、とも思っていました。だからといってリハビリ生活を無駄にしてはいけません。当たり前ですがアウターは正規練に入っている奴らの何倍も努力しないとだめです。同じような努力をしてては正規練に入っている奴らを追い抜くことは到底、肩を並べることすらできません。また、トレーナーがみてくれるリハビリも決して意味のないものではないです。自分の未来の選手生活を案じてメニューを組んでくれています。転ばぬ先の杖ってやつです。僕は1.2年の時に死ぬほどリハビリでニーインを修正させられたので、絶対膝切るといわれていたのに4年間何とか膝を持たせることができました。この点だけは成功といえます。

怪我は本当にきつくて、先が見えず、嫌になることも多いと思います。それでも何とか未来の自分をイメージし、モチベーションを保って耐え抜いてみてください。


②弱みに向き合う

これは4年でその重要性に気づいたものです。これは主にOF向けです。自分の写真フォルダを見返してみてほしいのですが、自分の上手くいったプレーやかっこいいプレーばかり録画していませんか?自分の上手くいったプレーを見返すことは強みを伸ばす上ではよいことかもしれませんが、真に大切なのは自分の悪いところ、課題、ミスの部分に向き合うことだと強く感じます。自分の弱みに向き合うことは非常に心地が悪く、苦痛なことではありますが、それをしないと一生同じミスを繰り返します。僕はファーストセットから落ちた時、何か努力の仕方を変えようとこれに取り組んだのですが、もっと早くやっておけばよかったと後悔しました。

ミスというのは自分では気づけない些細な癖や予備動作というものが原因の大きな割合を占めています。それはそのミスに向き合わないと気づけないものが多いです。

思い返すと自分が成長できていた時期は失敗したシーンも動画を取って見返していたことが多かったです。

リーグ戦では本当に一つのミスがチームの勝敗を決めてしまいます。今年リーグ戦を経験した人ならその一つのミスの重要性はよく理解していると思います。だからと言ってミスを怖がるのではなく、普段からミスに向き合い、自信をもってプレーできるまで弱みに向き合うことが勝利につながると思います。


③ラクロスを心から楽しむ

これはいろいろな先輩も言っていると思いますが僕が本当に伝えたいことです。

最近よく1・2年生のころの動画を振り返るのですが、正直言ってめっちゃくちゃ下手でした。

残っているシーンは大体ショットを決めているシーンかショットを外して奇声を上げて悔しがっているシーンでしたが、ショットを決めてもショットを外してもめちゃくちゃ楽しそうでした。こいつなんでこんなに下手なのにこんなに楽しそうなんだろうという疑問さえわいてきます。当時キモがっていた先輩の気持ちが今になってよくわかります。しかし、当時のマインドこそラクロスが上手くなるうえで大切なんだと僕は思います。自分がラクロス上達した期間を振り返ってみるとどの時期もラクロスを心の底から楽しみ、愛していました。良いプレーができるからラクロスが楽しくなるのではなく、ラクロスが楽しいからやりたいことや試したいことができ、それに対して試行錯誤するというサイクルを回すことで必ず成長できます。

僕が2・3年で成長できた要因はこのラクロスを楽しむことができていたことだと感じますし、4年で伸び悩んだ原因もラクロスを心から楽しめていなかった・好きではなくなってしまったことだと思います。


「好き」や「楽しい」という感情のもとした努力であれば、失敗してもその努力を無駄には思いません。だからラクロスを「楽しむこと」「好きになること」が大事なんだと思います。


学年が上がって考えないといけないことがどんどん増えていくと思いますが、ラクロスをしているときはこれだけは忘れないでほしいです


伝えたいことは以上になります。前にも書きましたが、僕は「失敗」から学んだことを書いているだけなので参考程度に読んでください。そのうえで何か感じてくれることがあればうれしいです。



最後に恒例の感謝のコーナーです。読み飛ばした人はここから読んでください


24・25Aコーチの方々

自分は主に4年になってからお世話になりました。

皆さんがコーチボックスにいることが何より心強かったです。

なかなか頼りなかったと思いますがお忙しい中最後まで見捨てずに支え続けてくださりありがとうございました。


22cコーチの方々

cチーム時代のラインギリギリのいじりや愛のある罵詈雑言のおかげで僕たちはたいていのことには耐えれるようになったと思っています。僕たちの代のラクロスおもしろ動画は軒並みcチーム時代のものです。優しく、厳しくラクロスを教えてくださってありがとうございました。


23Bコーチの方々

曽我さん、俊哉さん、修さんのおかげで毎日部活行くのが楽しかったです。本当にラクロスを心から楽しんでいたあのBチームが大好きでした。曽我さんは今年は寝ブッチしないでリーグ戦来てくださってうれしかったです。


川崎さん

2年の時に非常にお世話になりました。僕が2年の時にラクロス楽しめて上手くなれたのは川崎さんの存在も大きかったと思います。壁やB練でラクロス上手くなるための相談をよくしていたことを覚えています。めちゃくちゃラクロスのこと考えていた川崎さんと話せてとても勉強になっていました。

今年はなかなか活躍を見せられず、期待に応えられなくて申し訳なかったです。引退したその日にロージナでねぎらってくれてうれしかったです。ラクロスを楽しむ部分や見習っていたところがたくさんありました。ありがとうございました。


翼さん

見ているかわかりませんが、1・2年で非常にお世話になりました。翼さんと話すたびにエネルギーをもらっていました。めちゃくちゃいじられてばっかでしたが、毎回的確なことを言ってもらえてモチベーションになっていました。3年のAチームで苦戦しているときにもらったアドバイスは、僕の中の転機になったと思っています。関西遠征の時に久しぶりに会えてうれしかったです。


多朗さん

3年では同じメンターでお世話になりました。4年で信じられないくらいうまくなっていく多朗さんの姿を本当にかっこいいなと思ってみていました。8番を継がせてもらったのも多朗さんみたいになりたかった一心からです。引退してからも試合で点を決めるたびに「あ、ナイッシュ」って言ってくれて実は結構うれしかったです。リーグ戦ではなかなか8番を輝かせられず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ですが、僕の立教戦での1点は多朗さんが何度も言っていた決め切りが出た瞬間かなと思います。やっぱごみ拾いって大事だなって思いました。

単位一緒に頑張りましょう。

24SERPENTS の先輩方

FINAL4や最強決定戦をはじめとするとても貴重な経験をさせてもらいました。

P、TS関わらず4年生全員かっこいいなと思っていたし、みんな優しくて面白くて大好きでした。OF陣はもちろんDF陣も、特にめちゃくちゃ11した大介さん、しょうえい、みっつには本当に感謝しています。毎回ボコボコにしてくれて、今の11どうだったか聞いても優しく教えてくれたおかげで11少し上手くなりました。


MGの方々

本当に頭が上がりません。いつも皆さんが丁寧に仕事をしてくれているおかげで僕たちはストレスなく練習ができていました。誰かも言っていましたが一橋ほどビデオが見やすい大学はないと思います。選手側からいうことはあまりないと思いますが、皆さんの努力は間違いなく勝利の要因になっていると思います。本当にありがとうございました。


TRの方々

本当にご迷惑をおかけしました。僕が4年間膝を切らずに引退できたのは間違いなくあんなさんをはじめとする先輩トレーナーの方々がリハビリを熱心に見てくれたからです。おかげでシングルスクワットとハーキーめちゃくちゃ上手くなりました。

同期・後輩トレーナーも毎日足首巻いてくれて感謝しています。最後の年は3回も骨折してご迷惑をおかけしました。巻きづらいで定評のある僕の足首を毎日まくのは嫌だったと思います。最後の方はいろいろ注文を付けてしまいましたが、嫌な顔せずに巻いてくれて本当に助かりました。


STFの方々

フライ関係では全面的に信頼を置いていました。オフサイド常習犯だった僕が今シーズンほとんどオフサイドしなかったのはしゅうじ、まのか、なおのおかげだと思っています。みんな優秀で本当に尊敬します。就活ではまだまだお世話になると思います。今後ともよろしくお願いいたします。


DF陣

シーズン序盤はお互いどうなることかと思っていたと思いますが、最終戦では春の王者日体を4点に抑えるすばらしいDF 組織が出来上がっていたとはたから見て思います。

一緒にOF時代の苦労を共にした仲間も多く、みんなが活躍しているのを見るのは純粋にとてもうれしかったです。DF陣は優秀で4年目勢が多いですが社会人になっても遊んでください。

後輩は人数少ないと思うけどともひろとえいとを支えてあげてください。頑張れ。


両親

大学で体育会に入るとも思っていなかったと思いますが、やりたいことを尊重してくれて本当に感謝しています。おかげで一生経験することができないであろう時間を過ごせました。

金銭的にも精神的にも大きな支えになっていました。

今まで迷惑をかけ続けていましたが、これからは少しずつ恩返しができるように頑張ります。

お二人をもう一度ロサンゼルスに連れて行くのが今の僕の目標です。

今後ともよろしくお願いします。



最後に多く関わったOF陣に言葉を残してブログを締めたいと思います。


はんえい

あんなに礼儀正しい後輩だったのに最後の方はまとも会話をした覚えがないくらいの態度の変わりようにびっくりです。今シーズンいきなりATになって大変だったと思う。めちゃくちゃ上手くなったと思うしそれを乗り越えたはんえいなら大丈夫だと思います。来年は引っ張る立場での苦労もあると思うけど持ち前のいじられキャラ生かして頑張れ。あ、将来骨延長するなら出資するから言ってね。俺は自分のお金で治療します。


まさし

3年のころから同じ境遇にいすぎてもう後輩だと思っていません。試合に出ているときのお前はすごく頼りになるし、今年あんまりリーグ戦に出れなかったことが心配にはならないくらいには図太い神経を持っていると思います。心配の声も上がっていると思いますが、少しの仲間を思いやる心をもって結果を出してさえいれば大丈夫だと思います。頑張れ。


シーズン開始当初、「もうけいとはんえいに勝つことは諦める」と弱音を吐いていた姿を思い出します。あのころは「こいつは上手いのに何言ってんだ」と思っていましたが、あのころに比べて見違えるほどうまくなったし、今年一番成長したのは直だと思います。直は自信を持つことさえできれば誰よりもうまくなれるポテンシャルとメンタリティを持っていると思います。今年もう十分それだけの活躍をしたと思います。その自信を持って頑張れ。ギャグセンだけは一生自信を持たずに磨き続けろよ。


けい

今年はかなり同じような境遇にいましたね。君があと一年残っていることをすごく羨ましく思います。去年の合宿でけいが上手すぎて死ぬほど焦ったことをよく覚えています。俺と似たような性格で浮き沈みが激しいのはすごくわかります。ただ、みんな言っているように来年のキーマンは絶対にけいなので、結果が出てない時こそけいの努力がチームを勝たせると思って頑張ってくれたらうれしいです。呼んでくれたらいつでも増量手伝います。今後ともよろしく。


しんちゃん

しんちゃんの明るい性格にチームが救われた瞬間が今シーズン何度もあったと思います。

HighTメンターの一員として来年しんちゃんがOFとして輝くことを楽しみにしていましたが、チームを考えて決断したことは本当に尊敬するし、めちゃくちゃ応援しています。頑張れ。FOは武者が多くて正規練に行けないことが多いと思うけど、しんちゃんがいるだけで雰囲気が明るくなると思うのでなるべく顔を出してくれるとみんなもうれしいと思います。カイルさんいじりだけは風化させないようにおねがいします。メンター長として君に託しました。


こうた

2年生なのに今年は俺が不甲斐なくてたくさん背負わしてしまって申し訳ない。こうたがうますぎて代わりに出るのは荷が重かったけど、世代を代表するであろう君と一緒にプレーすることができて良かったです。来年はこうたが何点も取ってチームを勝たせてくれることを楽しみにメーリスを待ちたいと思います。期待しています。頑張れ。


たかひと

君は一番何も心配していません。というかアドバイスできることが何もないです笑

見ていてワクワクする一橋には珍しいプレーヤーで、みんなたかひとのプレーを楽しみに見ていると思います。今年はzoneとemoで出方を取ってしまって申し訳ない。明らかに僕よりショット力あるたかひとをもっと出せばよかったというのが心残りではありますが、今年がっつりリーグ戦を経験できた君なら来年大爆発できるでしょう。HighTメンターとして頑張れって言いたかったけど解散してるらしいね。佐伯と抗議に行きたいと思います。頑張れ。


あきや

まず、85番も8番も継いでくれてありがとう。冬くらいに参考にしているって言われたときは初めてそんなこと言われてうれしかった。勝手に弟子みたいに思っていました。

1年生のころからすごく楽しそうにラクロスをするのを見ていて前の自分を見て

いるみたいでした(当時の自分より何倍もうまいけど)。ずっとその姿勢のままでいてほしいし、ラクロスを楽しむことでどんどんうまくなっていくと思います。来年はライバルが多くてきついと思うけどリーグ戦で8番が輝いている姿を楽しみに見に行きたいと思います。いいMFになると思います。頑張れ。


かいる

今年一番時間を共にしたのではないかと思います。引退する前に着実に君にネタキャラへの道を歩ませることができて大満足です。引退してもたまにカイルさんいじりするためだけに練習に行こうかとも思っています。

ラクロスに対する情熱だけは最初から本当に尊敬してます。すぐに見栄を張ってイキってしまうのはカイルさんのはずかしいところでもありますがよいところでもあると思います。多少のビッグマウスでも自分に負荷をかけることで成長できると思うし、それができる人間だと思います。怪我だけ気を付けて頑張れ。はやくつり舟あやまりにいこ。

 

はると

こいつは苦労もせず人生簡単だなとか思って過ごしてきたんだろうなあとか途中まで思ってたけど3年で松村メンターで一緒になってはるとがラクロスに真剣に向き合っていて実はすごく考えている努力家だったこと知って自分が恥ずかしくなりました。最後のシーズンはあんまり一緒にラクロスできなかったけど、つらいけがを乗り越えて最終戦ではるとがゴール決めた時は自分のことのようにうれしかったです。社会人になって会った時にはもちろんたかろうと思います。4年間ありがとう。


高山

2年の時にシュー練しててボールぶつけてブチぎれさせてしまったことを覚えています。あの時はごめんね。3年では勝てないBチームの勝利のために一緒にいろいろ考えたことが懐かしいです。高山の独特のワードセンスと発想が本当に大好きで、高山と会うといつもどんなおもろいことが聞けるんだろうという期待でいっぱいでした。高山と会うためだけにオフの日でも多くの部員がB練に行っていたのが高山の人柄を表していると思います。本当に羨ましいです。

就活もこっそり上手くいってそうなんで出し抜かないで一緒に頑張ろう。4年間ありがとう。


4年間結構同じチームにいてかなり一緒にラクロスした時間が長いけど完全に俺の上位互換過ぎて、少し追いついて背中がみえたかと思えば全然遠くにいる、そんな常に憧れに近い存在でした。MFの負担を全部寧に押し付けてしまって申し訳ない。もっと寧の力になりたかったです。今シーズンは何度チームが寧に救われたかわからないです。本当にかっこよかったし頼ってばっかでした。zoneやemoで寧が隣にいることが心強かったです。5年目も一緒に頑張りましょう。4年間ありがとう。


佐伯

今シーズンは一番佐伯の力になりたくて努力していました。多分期待してずっと使ってくれてたんだと思うけどその期待に応えられずに本当に申し訳なかったしつらかったです。2年の頃からめちゃくちゃ努力してたのを知っていたし、一緒にうまくなっていったから力になりたかった。それができなかったことは本当に後悔が残るけど最後に佐伯にパスが出せてよかったです。就活も出し抜かないで一緒に頑張ろう。4年間ありがとう。


最後に町田

1年のころから一番多くの時間を共にしたと思います。おかげで僕の4年間は町田におもちゃにされていた記憶がほとんどです。

今年一番の後悔は町田の一番近くにいながら全く町田の力になれなかったことです。

今年一年を通して町田が一番頑張っていたと思います。チームが結果が出ない中で引っ張り続け、体がきつくても練習・試合に出続けたのは本当に尊敬します。僕も力になりたいと思っていました。だからこそ理想と現実のギャップが後ろめたくて自分から何か力になろうとできなかった。本当にごめん。日体戦は町田が報われて泣いているのを見て思わず僕も涙してしまいました。今年一年お疲れ様。4年間ありがとう。

思えば人生最初のゴールも最後のゴールも町田からのアシストでした。giveされてばっかなんで就活くらいは僕がgiveできるようにしたいと思っていたけどそんな必要はなさそうですね。5年目も一緒に頑張りましょう。


僕のブログは以上になります。

本当に長く後悔ばかりのだらだらとした内容でしたが、読んでいただいてありがとうございました。



尊く、貴重で、幸せな四年間でした。




これからもSERPENTSを心から応援しています。




次はSERPENTSを救った男佐伯です。

佐伯のおかげで今こうして引退ブログを書くことができていることに感謝しないといけないですね。彼とはよく一緒にアップをしていました。その中で数多くのノリが生まれ、本当にくだらないものばかりでしたが、今となっては懐かしく、またあほみたいにくだらないことで笑いたいなとも思います。

彼も松村と同じく数々の異名・二つ名を持っていますが、それを言うと怒られそうなのでここではやめておきます。

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