Blog

ブログ更新情報


2017

日記リレー 2年 足立大樹


裏取引でもして書かせたのではないかと疑われてもおかしくないほど、自分のことを褒めちぎってくれた、非リア仲間の石黒からバトンを受け継ぎました2年G足立です。


誤解を恐れずに言うなら、自分は競争が大嫌いです。「あいつを蹴落として俺が」、とか「あいつを食ってやろう」、とか現代社会はそういった争いをありとあらゆる所で誘発させています。この団体でのポジション争いもその一種でしょう。評価が出るとそれが自分のチーム内での立ち位置を決めてしまうかのようでゾッとします。チームスポーツに憧れた自分がやってみて分かった影の部分と言えるかもしれません。そんな時、この団体に向いてないんじゃないかと思ったりもします。実際に自分はラクロスが好きかと聞かれた時に、好きだ!と即答できるかどうか自信はありません。もっと他に向いてることはあるだろうし、荒々しくて痛いし、クロスは難しくて編めないし、うまくいかないことだらけで歯痒くて、不甲斐なくて、自信を無くして嫌になることも多いです。


それでも、自分の才能を信じて期待してくれる先輩や、一緒に高め合う仲間といると頑張ろうと思えるのです。この人間関係こそが自分が求めたチームスポーツの光です。決してただの仲良しごっこでいられないことは分かっています。でも、なるべく競争に囚われたくないないのです。確かに競争で目標は明確になるかもしれませんが、そのせいで自分の価値を、他者との比較でしか見つけることができなくなってしまうのではないかと思っているからです。


こんな考えでいることが知られているのか、優しすぎるとか、貪欲さが足りないとか、もっとガツガツしろと言われることもありますが、これが自分だと思ってるし、今までそうやって生きてきて後悔したことはありません。ただ、決してはじめから勝負から逃げて、努力を怠り、負けることへの保険をかけているわけではありません。負けるのは嫌いです。負けた時に過去を振り返って、あの時こうしていれば...なんて思いたくないです。ただ、結局は自分がたとえ敗北であっても、結果を受け入れられるだけの準備ができているかどうかに尽きるのです。


ウインブルドンの選手が通るセンターコートへの入り口には「If」というキップリングの詩の一節が彫られています。そこには「勝利も敗北も等しく受け止め、惑わされることがないなら、」と書かれ、これこそが勝者だとしています。そのために今自分は努力しています。そしてその先に日本一があって、そこに自分が少しでも貢献できていたなら、自分を心から誇れるのだろうと思います。


次は先日惜しくもミス一橋U-12の部でグランプリを逃した蕏塚です。



コメント
名前

内容