第1戦vs武蔵大学まであと3日。
4年生のブログ第6回はSSDM#32高畠怜央です。
最後までぜひご覧ください。
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毎年のチームスローガンはとても気に入っている。もちろん今年の「挑越」もとても気に入っていて練習中は意識して取り組んでいる。
その中でも個人的に自分が入部した3年前の「今を懸けろ」というスローガンが好きだ。
思い返せば今までうまくいかないことも多かった。
とりわけ大学3年の春は伸び悩んだ。Bチームでの試合でも結果が出せず、モチベーションを見失って苦しんだ。なんでラクロスを続けてるのか、部においてどんなバリューをもたらすことができているのかわからなくなった。
ただ覚悟を決めて入部した以上中途半端に辞めるのは嫌だった。再びモチベーションを見出すために先輩達がどのようにしてラクロスに向き合っていたか探していくことにした。
そこでブログ等色々と読み漁っていく中で上記の「今を懸けろ」というスローガンに込められた思いを見つけた。要約すると目標は毎日毎日追い込んだ結果として達成できるものであり、上手くいかないこともあるけど一喜一憂せずに今できることをやるということが込められていた。詳しくは探せば出てくると思うのでそっちで見てもらえればと思う。
先の見えない状況ではあったが、毎日自分の出来ることに全力で取り組むことが未来に繋がると思い、毎練習ごとにその日出来るようになったことを見つけるようにした。1歩ずつではあるがしっかりと進むことが、当時の自分にとってはとても大きいことだった。当たり前ではあるけどできないことができるようになると、嬉しさもあり成長してると実感できた。依然としてうまくいっていた訳ではなかったけれども、自分が出来ないことに対してどうすれば出来るようになるのか考えることは楽しかったし、気持ちが楽になった。
そうした思考でいられたからこそ、今では日々のランメや筋トレも苦に感じなくなった。無駄なものなんて一つもなく、ちゃんと行えば自分にリターンがあると思えたからこそ、手を抜かずに取り組めている。向き合ってみると案外体の動かし方とか見落としていたことも多くあったし、自分の動きが変わったと実感できた。アップやランメの動きを意識して身についたフットワークは、自分の武器といえるまでになった。毎日少しずつ意識して取り組んだことが大きな変化となったのは、自分の中で自信となっている。
部内の人向けにはなってしまったが、自分と同じような境遇の人に少しでも気持ちが伝わればいい。
今自分の目の前にあることに全力で取り組むことでシーズン終わりまで挑越し続けていく。