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2019

『チームを代表するということ』石黒大地

第2戦vs立教大学まであと7日。

4年生のブログ第9回はSSDM#77石黒大地です。

彼は以前『蕏塚さやかのSERPENTS図鑑vol.3』にも登場していますので、そちらもご覧いただけると幸いです。

(蕏塚さやかのSERPENTS図鑑vol.3はこちら↓

https://serpentslax.com/blog/detail/id/14324)

チームの代表として、求められる行動とは?最後までぜひご覧ください!


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主将の小松原*1がよく言っていることがある。


Aチームはこの部活の全員を代表して戦うからこそ勝たなくてはならないし、またそれにふさわしい行動をする必要がある。


そんな感じのことだ。文字にしてみると当たり前のことのように思える。なんとなくまあそうだよねぐらいに受け止めていたが、この言葉の重みを本当の意味で理解できたのは今年の商東戦を経てからであった。



僅差でベンチから外れてしまった者、怪我をしてしまった者、Bチームにいる者、いつも支えてくれているTS達、本当に色んな奴がいる。みんなそれぞれ頑張ってきた。それでも試合に出場できるのは限られている。誰もがフィールドに立ちたいと思う大舞台で、様々な理由で応援サイドにいる彼等を見た時にこいつらの想いを背負って勝たなきゃならないと思った。勝つことでしか報いられないと思った。ああ、チームを代表して戦うってこういうことかと実感した。


(*1 AT#10小松原拓海。2年時からリーグ戦に出場し得点。今年度の主将を務める。)



この背景には、共にSSDMとして切磋琢磨してきたレオ*2と大輔*3の存在がある。

レオは2年時から同じような評価で3年の時は同じBチーム、同じようなタイミングでSSDMに転向した、いわば運命共同体。似たような境遇で苦しんできたからこそ、共に試合に出たいという気持ちが強かった。

大輔は、元々自分より上の評価。本当であったら大輔が商東戦に出場し、自分は出られなかった。しかし大輔の怪我により、出場がかなった。

一緒に出場できなかった2人の存在があったから、絶対に勝たなければならないとより強く感じた。


また、昨シーズンまではスタンドで応援を引っ張る一員であったからこそ、応援の力というものを身に染みて感じた。

応援してくれる人への恩返しのためにも、フィールドで活躍できる今年は勝利という結果を出さなければならない。


(*2 4年SSDM#32高畠怜央。今シーズンからSSDMに転向し、俊足を生かしてチームのDFを支える。*3 3年SSDM#26原田大輔。同じく今シーズンからSSDMに転向。)



それまでは誰かのために勝ちたいとあまり思ったことはなかった。幼いころからスポーツをやってきたが、基本的に自分が楽しみたいから、そのために勝ちたい、だから頑張ろう。そんな気持ちでやっていた。それも悪くはないのだろうけど、誰かの分までという思いを抱いてからは少なくとも自分は勝利への執着心が強くなったと感じる。日々のきついメニュー、試合中の苦しいときにあと一歩が出るようになった気がする。周囲から見たら大した変化はないかもしれないけど自分にとっては大きな変化だ。うまく言えないけどみんなの存在が自分を後押ししてくれる感覚が今の自分にはある。



リーグ戦はまだ始まったばかり。必ず苦しいときがあるだろうけど、それでも絶対に勝つ。

想いを背負って全員の力で、必ず。



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