第4戦vs中央大学まであと4日。
4年生のブログ第18回はG#4細井雄介です。
最後までぜひご覧ください。
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早いものでリーグ戦も3試合が終わり折り返しを過ぎた。
小松*1もよく言ってるけど、4年間やってきていざリーグ戦(ブロック戦)で戦う時間は5時間しかない。
あと2時間しかないのだ。
ここに至り、まだまだラクロスしたいなという気持ちが強くなってきている。
(*1 4年AT#10小松原拓海。細井と同様に2年時からリーグ戦に出場、今年度のサーペンツの主将を務める。)
さて今回は4年生が想うことを自由に書いていいそうなので、セーブに対する考え方が変わった一言でも紹介してなんとか誤魔化そうと思う。
極力一般化してまとめたつもりなのでゴーリーでない人も最後まで読んでいただけるとありがたい。
セーブに対する価値観が変わった一言
それは2017年の慶應の杉本さんの言葉だ。
「止められないショットはない」
至近であれ近めのステップシューであれ、ショットは高々180cm×180cmの枠内に飛んでくるのだから、理論上全てのショットは止められる。
暴論に聞こえるかもしれないが、それを言っているのが杉本さんであることを考えれば、そうやすやすと看過していい言葉でもないように思える。
少なくとも
「今のは至近だからしょうがない」
「相手は上級生でショットもうまいからしょうがない」
決められるたびにそう言い訳し反省してこなかったショット達は、杉本さんにとってはどれもしっかりと反省すべきショットであり、次に受けたら止められるべきショットであった、ということだ。
これが当時の自分と彼の意識面での差であり、
「平均的な2年生ゴーリー」と
「後に学生チャンピオンになるチームの守護神」
との差であった。
初めてこの言葉を聞いたときはその意識の差に大変なショックを受けたことを覚えている。
しかし考えようによっては2年という比較的早い段階でこの言葉に出会えたのは非常に幸運であったとも思う。
これ以降「止められないショットはない」は自分がセーブする上で最も重要な精神となり、今日まで自分を支えてきてくれた。
3年になってからは出場機会にも恵まれ多くのショットを受け、止められなかったものも多くあった。
止められないことでチームを2部入れ替えの危機に晒したこともあった。
けれどかつてそうしてネットに突き刺さってきたショットは今はもうセーブできるイメージがある。
そうするだけの実力が今の自分にはついている。
これが最後のリーグ戦、「止められないショットはない」を証明する本当にラストチャンス。
今までの失点全てを糧に、自分のセーブでチームを勝利に導きたい。
学生チャンピオンのチームの守護神になりたい。