第4戦vs中央大学までついにあと1日。
4年生のブログ第21回はFOer#19中島拓海です。
勝利を追求し続ける彼のブログを、最後までぜひご覧ください。
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「スタートラインが同じだから」
「努力次第で日本代表にもなれるよ」
多くの人がこれらを言われて新歓されてきたと思う。
あるいは、上級生は今年の春これらの言葉を一つの武器にして新歓してきたと思う。
かくいう自分も大学から始めて活躍できるスポーツだというのが大きな要因となってラクロス部に入部した。
入部したての頃は、まずは同期で一番上手くなろうと最大限努力をしたつもりだった。
遠征後寄り道して遊んでる同期がいる中、真っ先に帰って3時間ランシューを打ったこともあった。
しかし、運動神経の悪い自分はそう上手くいかない。
評価は真ん中くらいの平凡な選手をなかなか脱することができなかった。
ウインター前くらいには、自分もMF をやっているのに照山*1上手いなと感心し、MF の3.4枚目くらいになりたいなと思っていた。
(*1 4年MF#3照山拓人。関東ユースに選出され、2年時からリーグ戦にベンチ入り。19SERPENTSの副将兼SCを務め、チームのOFを率いている。)
違う。
目標が違う。
気づけば基準が下がっていた。
いつから同期で一番上手いプレイヤーを目指すことを諦めたんだろう。
いつから日本代表という目標を見失っていたのだろう。
そうして元々かじっていたフェイスオフに専念することを決意した。
フェイスオフになった後は同期で一人だったこともあり、他大学の選手を常に意識してきた。
他大学を呼べない環境でありながらも積極的に他大学の選手と練習しようとした。
この4年間で武者修行に行った回数は100を超えるかもしれない。
(上手くなるためにと費やしてきた交通費とヘッド代は間違いなく部内一だろう。笑)
いろんな強い人と戦ってきた。
同期の日本代表のやつを相手にしても、上手いと思ってもだから負けていいと思ったことはなかった。
そうやって他大学を常に意識し、上を目指し続けてきたフェイスオファーだからこそみんなに言いたいことがある。
同じ時期から始めた同期にいつからか憧れの眼差しを向けていないだろうか。
上手い仲間にもう追いつけないと諦めてそれなりの活躍をする選手で終わろうとしていないだろうか。
あるいは学内で一番うまいからといって慢心していないだろうか。
入部時の目標から都合のいい言い訳をつけて基準を下げていないだろうか。
一番最初に書いた言葉は、「スタートラインが同じだからこそ、活躍してるやつほど努力している」とも解釈できると思っている。
俺は学生で一番になって4年間の努力をみんなに認めさせたい。
明日は中央戦。
絶対に負けられない。
そんな状況の中で相手FOは反応関東最速と日本代表の手強いコンビ。
だけど全く臆していない。
この強敵相手に俺の方が努力してきたと証明する。
