声と笛の大きさで世代NO.1を狙えるきよくんから回ってきました。
私は声が大きくないので、聞き返されすぎて彼とは会話になりません。えっ?
もし社会人続けることになったらよろしくねー
平素より、一橋大学男子ラクロス部を応援してくださっている皆様に、日頃のご支援・ご声援につきまして感謝申し上げます。
リーグ戦期は非常に多くの方が現地まで応援に来てくださり、勝利に繋がる大きな力となりました。特にFINAL4の舞台では、満員のスタンドが弊部を応援してくださる景色に感動しました。重ねてお礼申し上げます。
思っていたより随分早く引退ブログを書くことになり、気持ちが追い付いていません。
FINAL4後に感情のまま書いたので、ネガティブな内容になってしまうことを予め断っておきますが、自分語りにお付き合いいただけると幸いです。
思い返すと、私のSERPENTS人生の前半は楽しいことが大部分だった。
初めの頃の練習は不安だらけで、少し先に入った同期たちが既にテキパキと仕事をしている姿を見て焦りを感じたことを覚えている。追いていかれないように、毎練習たくさん予習して頑張ってた。
少しずつできることが増えて、同期とも仲良くなれて、ウィンターもあすなろも悔しかったけど、次があったから切り替えて、勝てるように頑張ろうって思えた。
1年生の秋、渉外になって以降、部活にかける時間はもっと増えたけど、責任ができたことが嬉しかった。
土日にバイト入れないって聞いて部活入るのを悩んでたなんて信じられないくらい、生活において部活が中心になった。
渉外の仕事は、うまく日程とグラウンドを調整して幹部が期待するチームと組む、パズルみたいで楽しかった。
裏方の仕事だけど、いろんな人が感謝してくれたし、モチベーションになっていた。
いつの間にか定着していたききさんキャラに負けないようにMGの仕事も頑張ってきたし、LINEいっぱいで携帯が手放せなくなっても、気付いたら同期が消えててえぐい量の動画を作ることになっても、愚痴を言いながら忙しいことが楽しかった。
変わったのは、3年生のリーグ戦。リーグ戦唯一のGL、日体戦。
本当に勝てると思っていた。
もう1年頑張って、また同じ喪失感を味わうことが不安になった。
TSは、試合という場で、勝利に直接貢献することができない。
でも、チームが勝つために、プレイヤーと並んで日々頑張っている。
勝利を信じられなくなったら頑張る意味もなくなった。
3年生の終わりにして初めて部活を辞めるということを考えた。
でも不安と同時にまだ未練があって、日本一になるという可能性を捨てきれないでいた。
悔しい気持ちでいっぱいになりながら観戦したハマスタ。
勝ってその舞台でタイムとして立ちたかった。
結局辞められなかった部活で、やるなら日本一にならなきゃって思った。
チームが日本一になれると信じられるようにもう1年頑張ろうと思った。
24シーズン、まずは他大のMG組織を見に行くことから始めた。
(他大学のスタッフの皆さん、快く受け入れてくださりありがとうございました。)
でも、失礼を承知で言うと、一橋のMG組織が劣っていると感じた点なんてなかった。
じゃあ、なんで負けたのか。
TSなんて勝敗に全く関係しない、やってる意味なんてないんじゃないか。
立川で病みトークして、ぴょんを泣かせてしまってごめんね。
それでも存在意義を考えて、出した結論は、新しいことを始めるだった。
MGにこだわらず、他大にあって一橋にないもの、この1年はスコアを頑張ろうと決めた。
よんまねのみんな、
単独行動でイレギュラーなことをして、たくさんご迷惑をおかけしたことこの場でお詫びします!
みんなの優秀さにほんといつも感謝してます。
よんまねLINE永遠に居座っててすみません笑
そして、STFの皆さん、
生意気な転職1年目を受け入れてくれてありがとうございます。
そういう経緯で、勢いでSTF転向したけど、始めてからは辛いことばかりだった。
もともと、自分で新しいことを始めるのなんて超苦手だし、すぐに結果が出ない仕事だし、
エクセルなんて使えないし、正直やり遂げられる気がしなかった。
チームのためになりたい、チームを信じたいと思って始めたのに、失敗ばかりで萎える日々だった。
町田くんに曖昧なことしか言えなくて、OFのデータを確立できなかったし、
まのしゅうには見せたけど、手を出してみて中途半端に終わったことがたくさんあった。
ずっと辛くて、やっている意味が分からなくなってきて、そうしているうちにリーグ戦初日がきた。
最初ビハインドだったけど、不思議と負ける気はしなかった。
DFが長い時間守り切って、野崎がとうとう1点決めて、それから着実に点を重ねていって。
試合が終わったとき、勝つのが当然だって思った。
勝つことを信じられるチームになってた。
今年1年、練習試合は毎回現地に見に行って、試合ビデオも見て、数字打ち込んだり数えたりしたことも無駄じゃなかったのかなって思えた。
もっと日本一になる力になりたいって思えて始めたSCT。
ありえない量の時間ビデオ見て、頭と肩が痛くなるけど、少しでも貢献できていたなら良かった。
大空にしたら大したことないかもしれないけど、使ってるって言ってくれたこと、
頑張っても意味ないんじゃないかって常に落ち込みそうだった私にとってすごく助かった。
法政に勝ってFINAL4が決まった瞬間、まだ頑張れることが嬉しかった。
この1年でまだできてないこと、やりたいことがあったから、もっと貢献できるように頑張ろうと思った。
FINAL4、慶應戦。
始まってから今まででいちばん楽しい試合だった。
ビデオで見た慶應の上手いOFたちをうちのDFが制してて、OFは今までにないくらいショットを打ちまくってて、あの慶應に勝てるじゃん!って思った。
でも勝てなかった。
悔しい。
頑張ったことが全て無意味になった瞬間だった。
今思うことは、後輩のみんなが後悔しないでほしいじゃなくて、
勝ってほしい。
負けて後悔しないなんてありえない。
SERPENTSに入って4年間を捧げた意味は、勝つことにしか見出せない。
生意気な子も、慕ってくれる子も、ちょっと気まずそうに話してくれる子も、謎にいじってくる子も、ツッコミ入れてくれる子も、
みんなかわいくて大好きです。
24SERPENTSを支えてくれてありがとう。
本当はまだ、自分たちがもう挑戦できないことが悔しくて仕方がないけど、
今度はみんなが勝つ瞬間を見たいです。
でもやっぱりSERPENTSに入ったことは後悔したくないな。
かけがえのない4年間をありがとうございました。
自分でも呆れるくらい長くなったので削ろうと思ってたけど、某たぬきが最後だから好きなだけ書いていいって言ってたので、あと少しだけ自分の思いを。
引退ブログの定石ならここで感謝のメッセージですが、まだ自分語りします笑
良かったら特にTSは読んでみてください。
(本当にしきれないくらい感謝はしてます!個人に手紙でも書きます)
私が思うTSの存在意義について。
悩んだり辞めたくなったりしたときに、一意見として参考にしてくれれば嬉しいです。
4年間を終えて、TSはやっぱり勝利に導ける存在じゃないって思いました。
でも、チームに必要な存在であることも確かです。
ポジションによって少しずつ違うけど、プレイヤーが練習や試合ができるのはTSのおかげです。
TSが舞台を築き上げることで、プレイヤーが戦える。
最後は、私たちの努力を背負って勝ってくれることを信じるだけになるけど、
やっぱり勝つためにはTSは必要だって思います。矛盾ぽいけど笑
あくまで私の意見です。存在意義を自分で見つけて頑張ってほしいです!
次は、実は同じ日に生まれてたらしい、たろうです。
でも性格があまりにも違いすぎるので、誕生日占いなんて信じれないものです。
器用さを生かしたスピード感のあるプレーがかっこいい彼は、ラクロス界に欠かせない人材です。就活も頑張ってねん。