えりんから回ってきました。4年の境大輝です。愛想の良い彼女はラクロス界隈でとても顔が広く、他大学のプレイヤーから絶大な人気を集めています。
チーム愛も人一倍強く、きっとアツいお話をしてくれたことと思います。
まずはじめに、平素より多大なるご支援・ご声援をくださる皆様に厚く御礼申し上げます。来季以降も何卒よろしくお願い申し上げます。
先月引退が決まり、ついに引退ブログを書く番がきてしまいました。これまで他大を含め数多の先輩方の引退ブログを読んできましたが、その大半に「未練」や「後悔」の念が綴られているような気がします。私のブログもまたその一つです。今シーズンを通じて私が伝えたいことを、拙文ながらまとめたので読んでいただけると嬉しいです。
先ほど使った「未練」というのは「まだ熟練していないこと、未熟であること」、そして「あきらめきれないこと」を意味します。
私たちが引退するとき、必ずこの「未練」が付き纏うと考えています。
ラクロスといったカレッジスポーツは競技人生が4年ととても短く、ラクロッサーとして技術は発展途上で、大きく伸び代を残したまま引退していかなければなりません。
「もっと上手くなっていれば、勝てたのに。」
そんな「未練」を感じるのはごく自然のことで仕方のないものだと思います。
しかし「後悔」というのはおおよそ自分のミスのせいで負けてしまったという思いからくるものです。片手長持ちでグラボ拾おうとしてチェックを受けて相手ポゼになる、クリアでキャッチミスをする、至近を外す、オフボールミスで失点する、など色々ありますが、これらは簡単に戦局を変えてしまいますよね。
「自分がこんなミスしなければ、勝てたのに。」
個人のせいで負けるというのはかなり大袈裟ですが、ミスをした本人からするとその試合は自分のせいで負けたようなものです。ラクロスは一つ一つのプレーが勝敗を容易に左右してしまうスポーツなので、尚更です。
そして大抵の場合、そのミスは普段からその人がしがちなミスです。日頃から、練習、試合、オフザピッチ、技術面でもそれ以外でも、振り返った時にもっとこうしていればよかったと思うミス・失敗が何度もあると思います。日々のその小さな「後悔」を軽んじて、同じ失敗を本番のリーグ戦の舞台でしてしまった時の絶望は、計り知れないものです。「あぁ、またやってしまった。なんでもっと早く直さなかったんだろう。」と、日頃の自分の反省が足りていなかったことをひどく悔やむことになります。後悔先に立たずですね。
個人的な話をすると、法政戦と慶應戦は自分のミスもあって負けた。自分のせいで負けたと思った。リーグ戦の怖さと、自己嫌悪とさまざまな感情が入り混じっていたのを覚えています。観客挨拶の時とか本当に消えていなくなりたかった。とても苦い思い出です。
だから後輩には、日々の中で感じる、こうしていればという小さな「後悔」を忘れずに、同じ失敗を繰り返さないよう努力をしてほしいです。すべてを修正できないことは当然承知ですが、先ほどから言っている通りその小さな「後悔」を放っておくと、のちに取り返しのつかない大きなものになってしまいます。
でも反対に、その小さな「後悔」たちは、皆んなが強くなるための一番のチャンスでもあります。日々の反省を大切にしてください。
後輩のみんなにはあのような気持ちを味わって欲しくないので、これだけ伝えます。本当に応援しています。
最後に感謝を
24の方々へ
昨シーズンは本当にお世話になりました。大介さんとしょうえいは色々ありがとう。去年は2人のキャラのおかげでやりやすかったし楽しかった。社会人でもssdmやってるの気持ち悪いなって思ってます。だいすけさんCコーチ頑張れ。しょうえいこの間は明学戦断固拒否してごめんね。ssdm会、奥川とえいたと共に楽しみにしてます。
そらさんはssdm誘ってくれて、2年間面倒見てくれてありがとう。
後輩へ
ともひろくん
練習外の時とは打って変わって練習中は誰よりもあちい漢で後輩ながら頼もしかったです。君は間違いなく主将の器を持っていると思います。怪我に気をつけて頑張れ。
松くん
シーズン初めは練習終わるたびに泣きそうになってたのに、めちゃくちゃ上手くなってて嬉しいです。僕が導入した内足ストップ練のおかげでしょうか。来年もやる時はさかい内足ストップ練とでも名付けてください。頑張れ。
西川
メンバーが増えてBに落としてしまった時は、これまでずっと怪我なく頑張ってきてたのに申し訳ないなあって思ってました。2年からAでやってる君なら世代最強になれます。最初は2人で大変だと思うけど頑張れ。
後輩全員に一言伝えたい気持ちですが、長くなってしまうので直接会った時にでも言います。OFだとけいとあきやとたかひとには個人的に期待しているので、頑張ってほしいです。1年生もウィンター頑張ってね。
同期へ
誰も辞めずに、分断することも全くなく、全員で仲良くやってこられたことが本当に誇らしいです。4年間ありがとう。これからもよろしく。
南武線組へ
必死に座席を取り、延々とおしゃべりする帰りの時間が好きでした。南武線飲みしましょう。就活も頑張ろう。奥川だけ人生設計の完成度レベチですね。例のアレ、開塾お願いします。
家族へ
かなりの金銭的援助をいただきました。本当にありがとうございます。ラストシーズンはほぼ全試合応援にきてくれてありがとう。日体戦誘えばよかった。社会人になって必ず恩返しします。姉もありがとう。A+を取れたのは後にも先にも管理会計だけです。
苦しみ続けたシーズンだったけど、最終戦の勝利は、人生でいちばんの思い出になりました。勝利の旗風をみんなで歌ったあのかけがえのない瞬間を、26SERPENTSにはぜひ全学の舞台で迎えてほしいです。
次はりさです。今年は「わしネキ」「盆踊りネキ」とさまざまなあだ名をつけられていました。TRは人数が少なくて毎日本当に大変そうだったのに、常に笑顔ですごいと思っていました。りさのブログに期待です!!