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2025

苦しい時の1G OFリーダー 佐伯琢登

茨城の神童、茨城のオシャレ番長ことえいすけから回ってきました。彼とは笑いのツボも近く、メンターでもアップでもしょうもないことをずっとしていました。特にメンター共有は、大変な練習の中で自分の大好きな時間でした。また練習行ってメンター集めてやろうね。



では自分はラクロスの最後の試合が終わったとき、どんなことを感じたかを書こうと思います。つらつら書いてたらまとまりのない文章になってしまい申し訳ないのですが、ぜひ読んでくれると嬉しいです。


ラクロスを終えて振り返ると、自分は「チームが本当に苦しいときに1点を取って勝たせる」、その瞬間の感動を味わうためにラクロスを続けてきたのかもしれません。


試合のたびにメンター目標で「苦しい時の1G」を掲げリーグ戦ではいくつか得点を重ねられたものの、本当にチームを救う1点はなかなか決められませんでした。リーグ戦は4試合で2度の引き分け。大事な場面で1点を取ることの難しさを痛感するシーズンでした。1ポゼッションが惜しい場面で思い切ってショットを打つ自信もなく、怪我で試合に出られないことも多く、OFリーダーとしての不甲斐なさを感じていました。


そんな中で迎えたリーグ最終戦。相手は日体大。前半は4点リードと理想的な展開で、油断するまいと思いながらも、どこかでこのまま勝てるかもしれないと感じていました。

しかし後半に追い上げられ、残り時間も少ない中で同点に。オフェンスがボールを保持し、セットに移ろうとした瞬間、相手はZONEに切り替えてきました。


これまで大事なところで他人任せになり、一歩踏み出せなかった自分も、この場面では自分がショットを打たなければいけないと思いました。

これは、日体戦前に一緒に帰っていた境、松村、奥川がお前がスタンを打てば勝てると言ってくれ、岡田がお前は打てば入るんやからもっと打てやと言い続けてくれだからだと思います。特に岡田が催眠術のように繰り返し伝えてくれた言葉が、自分を信じる力になりました。本当にありがとう。


そしてスタンが決まった瞬間、仲間が駆け寄ってくれ、ベンチからの歓声が聞こえたあの光景は、今でも思い出すだけで泣きそうになるくらい胸が熱くなります。チームを救うような、チームが苦しいときに1点取るということはとても気持ちよかったです。

そして勝ったときには、11年間続けてた野球でも、受験でも味わったことのないような感動と喜びが込み上げ、人生で初めての嬉し泣きをしたと思います。


この一年は、なかなか報われず、努力しても勝てず、苦しい試合が続きました。それでも最後に勝てたとき、4年間ラクロスに打ち込んできて本当に良かったと心から思いました。

リーグ戦はわずか数試合。60分のために4年間を費やすのは、割に合わないようにも感じます。けれど、その60分を戦い抜き、勝利を掴んだとき、全てを懸けてきた意味を確かに感じることができました。


この感動は、4年間本気で向き合った者だけが味わえるものだと思います。

だから後輩たちには、この感動を味わうために本気でラクロスに打ち込んでほしい。

先に繋がらない1試合に勝っただけでもこれほどの喜びがあるなら、学生日本一を達成したときにはどれほどの感動があるのだろうと考えたりします。

みんなならきっと、その景色を見られると信じています。がんばれ。

最後に、メンターのメンバーと家族へ。


High Tメンターへ。


最後の1年間本当にありがとう。みんなとのメンター共有の時間は本当に楽しく、数あるラクロスの思い出の一つです。おれもえいすけもしょうもない四年生だったけど毎日メンターのみんなと話す時間は大好きでした。きっとえいすけもそうだと思います。誰よりも君たちの活躍を期待しています。チームが苦しい場面で救えるような選手になってください。苦しいときの1Gを引き継いで体現してくれたら嬉しいです。


家族へ。


これまでずっと自分のやりたいことを尊重し、支え続けてくれてありがとうございました。生活の中で迷惑をかけることも多かったですが、一生の宝物と言える4年間を経験することができました。本当にありがとう。

就職したら少しずつ恩を返していくつもりですので、それまではまだご迷惑をお掛けします。

次はDFリーダーの富田です。

いつからか分からないけど気づいたらめちゃめちゃ仲良くなり、4年生では富田がDFリーダーになったからOFリーダーをやろうと思えました。彼と何度もボールダウンされてはやり返してと4年間競い合うことができたのはとても楽しかったです。

普段はホワホワしている彼は実は色々なことを考えてDFリーダーに取り組んでいたことを知っています。熱いブログに期待です。

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